我らがサムライブルー、おおかたの予想を(いい意味で)裏切り、ベスト16へ。世界ランク3位のベルギーに対しあわや、というとこまで行ったが、小さいようでいてそこが世界レベルとの差、なのだろう。(これで、ランク25位くらいには行くんじゃないか)
いずれにせよ、僕の「勝ち点1取れるかどうか」という予想は完全に外れてしまった。日本代表の底力、そして西野監督の実力を見くびっていたこと、ここにお詫び申し上げます。
もちろん前任のハリルさんのお蔭もあるだろうし、彼が指揮を執っていた可能性もあるのだが、ベンチ前で大きなジェスチャー交えて叫んでいる監督というのはW杯の舞台にはいないし、似つかわしくないかもしれない。
4年後をまた楽しみに待ちたいと思う。
柴崎・昌子・乾・原口には、今回の悔しい思いを晴らしてもらいたいし、たしか21歳になる久保クン、そしてまだ世間に知られていない選手にも、大いに活躍してもらいたいもの。
ただ、今回ベスト8にギリギリ迫ったから、次は簡単に突破できるかというとそうでもないだろう。マークはおそらく厳しくなるだろうし、メンバーも代わって今回以上のパフォーマンスができる保証もないだろうし。
しかし今回は、イタリアやオランダの予選落ちに始まり、ドイツにアルゼンチン、ポルトガルにスペインと優勝候補が早々に敗退し、どこが黄金のカップを掲げるのか、なかなか読めない(だから面白い)。敗れた国々でもきっと「彼が出ていれば」「あれが決まっていたら」という〈たられば〉が言われていることだろう。
そうそう、W杯のたびに勝敗・優勝を予想する雑誌がダイヤモンド社より出されていて、今回も『ロシアW杯完全予想』を事前に買ってワクワクしながら眺めていたが、やはりなかなか当たらないもの。
ベルギーも強そうだが、僕のもう一つの予想「フランス優勝」の方は、当たってほしいもの。
…プレーする方も見る方も、平和/平穏だからこそ。豪雨で被害に遭われた方々にはお見舞い申し上げます