ずいぶんと暖かくなって、自転車通勤にもちょうど良くなってきた。久しぶりに自転車走らせていたら、どこかの家が更地になっていたり逆に新しい店が出来ていたり、はたまた田んぼで道路工事が始まっていたり。約半年ぶりなので当たり前と言えば当たり前なのだが、世の中変わり行くのは仕方のないところだなあ、としみじみ思う次第。
しかし...『方丈記』だったか『奥の細道』だったか、それとも仏陀の言葉だったか、何ごとも移ろい行くということ自体は「変わらない」ことのようである。
安倍首相が〈集団的自衛権〉なるものを推し進めようとしている。説明していることは尤もだし、ひとたび有事が起きれば、と言われれば「そうかなあ」と思わないでもない。これも世の流れと言えばそうなのだが、何にせよあまりに性急な進め方ってのは、どこかにひずみが出るんじゃないかと考えているところ。
フジテレビの『ほこ×たて』が放送中止になって久しい。寂しく思っていたところ、NHKで『超絶 凄ワザ!』という番組が4月に始まった。
民放ではないので派手な演出や余計なトークはなく、ナレーションや進行も比較的淡々としたものだが、日本の科学技術力を世に示す、いい番組である。(やはりNHKは良い所ある)
さてブラジルW杯の日本代表23人が発表された。前回から残っているのは9人のみで半数以上が入れ替わり、そして欧州各リーグに所属するのは約半分の12人。初出場・フランス大会時はゼロだったことを考えると、隔世の感がある。これまた世の流れ。
いずれにせよ、写真のような田園風景はなくならないでほしいもの。