8年前のオバマ当選時の熱狂はどこへやら、“Not my president!”のデモが止まない米国。
意訳すると「あんたなんか認めない」ってことだが、何ともはや。接戦だっただけに、クリントンが勝っていたのかもしれないが、これは偶然なのか、それとも歴史の必然なのか。まあ見た目、アメリカ人の好きそうな「力強い/力強そうな男」であることには間違いない。(道化っぽく見えないこともないが)
それだけ米国も行き詰っている/病んでいるということなのか。いずれにしても、米国(あるいは世界)の分断は避けられないだろう。これが共産国家/独裁国家の場合であれば表向き穏やかに見えるが、デモやる自由は、ない。
よく言われるように、米国では三権分立がうまく機能している(議会の力も強いし司法も権力持っている)ので、大統領とて無茶なことはできないらしいが、どうなりますやら。途中で放り出さなけりゃいいが。
とまあ悪者みたいにトランプ氏のことを見ているけれど、意外や意外、ひょっとしたら思いもよらない施策でいい大統領になってしまうのかも。事態を飲み込んだあとは、選挙時とは打って変わって善政を敷くことも考えられる。それを期待したい。
…てなことを関連のニュース見ながら考えていたのでした。