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エッセイとショートショートと―あちこち話が飛びますが

知多半島ひとり旅

2015-07-26 13:04:36 | 
 
 ちょっと時間ができたので、先週またぷらっと旅に。32回目となる今回は知多半島。
    
 JR大府から武豊線で武豊、次に名鉄に乗り換えて河和まで。そこから海岸線沿いに南端の師崎まで歩く。10kmちょっとだと思っていたのだが15kmくらいあったようで、30℃ほどの暑い中、ちょっとへばった。途中休みながら、4時間後に到着。海で火照った足を冷やすのもいいもの。
     
 泊まったのは「寺下食堂」という民宿。憧れだった港近くのロケーションで、1階食堂での夕食時は話好きな年配のおかみさん交えて話に花が咲き、まるで〈寅さん〉の世界のようだった(これまた憧れ)。
 途中から近所の漁師さん二人が“乱入”してきて、地元出身の演歌歌手の歌なのだろうか、テープで曲を流しながら「男のぉ~ぉ、リぃ~ダぁ~ぁ」と何度も何度も、夜遅くまでがなっていたのには少々マイッた(やはり寅さんの世界)。
    
 その晩打上げ花火の音が聞こえると思ったら、隣の豊浜という港町でお祭りだという。翌日またも5kmほど歩いて行ってみると、どこかで見たような魚の作り物が港に浮かんでいる。〈鯛まつり〉という奇祭なんだそうだ。やっていること全然知らなかったが、またいいものを見ることができた。
    
 しばらく見物したあと、バスで内海まで。途中、東浜という海水浴場でちょっと泳いでいたのでした。
 …寅さんの世界も味わえたし、珍しい祭りにも出くわしたし、やはり旅には出てみるもんですなあ。




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