オロナミンCのCMで、飲んで元気ハツラツになった次長課長の河本君から「好きです!」と言われた営業の上戸彩が「ムリ~」というのがある。
CMだからもちろん上戸彩はセリフとしてしゃべっているだけだが、実際ああいうことがあれば、言われた女の子としては、受け入れられるかどうかを判断してOKか否かを答えることになる。
この場合、いわゆる生理的に受け付けられるかどうかがとても重要になってくるわけで、男が単にカッコいいから選ぶというわけでもなさそうだ。ちょっと露骨ながら、自分の中に入れられても構わないかどうか、というのを女の子なら考えるのだと思う。
昔みたいに親や親戚が選んだ相手と一緒になる、あるいは敵方の武将に半ば人質として輿入れする、なんてことは今ではほとんどなくなった。そのため、不幸な結婚というのは減っているのかもしれないが、その分、幸せになれたかもしれない結婚というのも少なくなっていることだろう。
婚姻率も出生率も減少している日本であるが、これも致し方のないこと。そんなにカッコいい男、素敵な女ってのは、そうそういないもの。(だから、いい原石見つけて磨き上げるのが、一番いいのだと)
「ムリ」という表現は、今は「ダメ」という意味で使われているようで、勧誘の電話なんかを断わるのにも有効だそうだ。参考まで。また、ファミレスで「水はまだありますか」という意味で「水は大丈夫ですか」というのも、最近の使い方。
ところで上戸彩は、若い男たちにとって恋人にしたいタレント・ナンバーワンなんだそうだ。確かにかわいらしいし、変に色っぽすぎないのも、今風の草食系男子には合っているのだろう。そうすると、同じ子でも、時代によってモテ方は違うのかもしれない。
僕の好みを書いておくと、上野樹里や貫地谷しほり、それと宮崎あおいもいいなあ、と思っているところ。