思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ブログ「思索の日記」の特質―白樺教育館ホームページの出窓

2005-02-08 | その他

私のこのブログ「思索の日記」は、「白樺教育館ホームページ」を補うものとして、昨年11月に開設したものです。
ブログは簡便ですが、いろいろ制約が多く、逆にホームページは多くの情報を重層的に載せられますが、手間暇がかかります。相互のよいところを生かし合い、立体化しようというのがねらいです。

もともと、背景が分からない不特定多数の方々へ、明瞭な意図をもった「思索の発信」をすることは、大変な困難を伴います。まったく逆転した伝達になってしまうこともあります。しかし、それを恐れて、あたりさわりのない言説や玉虫色の言説、現状肯定的な言説に終始するなら、思索の発信の意味がなくなります。

根源的で、かつ、短く、明確な文書は、強いメッセージ性を持ちますが、同時にひどい曲解にさらされることにもなります。その弊害を少しでも軽減するために、私の知人による「私のプロフィール」を載せるとともに、「白樺教育館」の思想と実践を文書と写真で見られるようにしてあります。

また、ブログ文書の内容を詰めると、多くの説明を省略せざるを得なくなりますので、その結論に至る根拠を示した文書とリンク(ブログな内のものと教育館ホームの双方に)させています。

しかし、ソクラテスが強く鋭く指摘(「パイドロス」の最後の十数ページ)したように、生きた対話で伝えるしかない思想というものを、文字のみで伝えようというのは、本来は困難な営みなのだという自覚は、しっかり持ち続けなければならないと思っています。

ともあれ、私の思索をよき養分として活かして頂いている方々に、これからも、面白い、役に立つ、刺激的な思索―現状変革に寄与する思索を発信していきます。元気のでる、状況を飲み込むような、パワー溢れる能動的な思想を!

武田康弘


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