思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

自分をチェンジ。社会をチェンジ。

2005-09-10 | 私の信条

情報を集め、整理し、羅列するだけの「ノッペラボウ」。

他者の意見を誠実な議論なしに自分勝手に解釈する「独断自閉」。

様子を見て、強そうな方につくだけの「ドレイ根性」。

社会問題を自分の頭で考え、批判的意見をもつことができない「家畜人生」

そういう生き方をしていて、幸福ー悦びが得られると思うなら、それは極限的な「愚か者」です。

「天皇・靖国」という国家宗教的な象徴。
「東大・官僚」という現実権威的な象徴。
「自民党」という政治的な象徴。
「読売巨人軍」という娯楽的な象徴。
「IT成金・土地成金」という貨幣の象徴。

こういう外なる価値を崇拝するヒステリー=内面世界の豊かさ・強さのない外面追っかけ人生と「幸福」とは二律背反ですね。「遊んで暮らせる富」を得ることができれば、「幸福もどき」の生活は可能ー何でも金で買える?ーですが。いや、一番不幸の生に転落するかな?

おとなしい人、いい人、ただの常識人、傷つくのを恐れるためのうそつき人(自分を騙す「自己欺瞞」を続けると奈落の底に堕ちますよ)、そういう「人」から抜け出ないと、「出口なし」です。

わが日本人よ!とりわけ若者よ!
はっきり、きちんと、堂々と主張する練習をせよ!どうでもいいような「おしゃべり」しかできないテイタラクから自分自身を解放せよ!とあえて怒鳴ります。

「受動性の想念」に縛られていることが「カッコイイ」とでも思っているなら、お笑いでしかありません。ああ、勘違い!あなたは「昆虫的な人間」?としてしか生きていないことになります。いつも周囲にあわせるーでも人間ですから合わせきれなで時々「狂う」「切れる」-なんだか惨めもいいところ。

明日は選挙、それにしてもいつまで「自民党」なのでしょうかね。ずーと同じ政権、息が詰まるような閉塞感。昆虫的人間から脱却するはじめの一歩は、選挙に行き、「変える」意思を示すことです。自分をチャンジ、社会をチェンジ、それが一番「かっこいい」と思うのですが。


9月10日 武田康弘


コメント
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