国は、国としては、国としての立場は、国の役割は、国側勝訴・敗訴・・・・・・
なんですかね?
いい加減にこの「間抜けた」言語使用は、やめてほしいですね。
私は国語や社会も教えていますが、毎日、NHKと民放で流されるこの言葉を聞いて、また新聞各紙に踊る活字を見て、全員×だな!困ったものだ、と嘆いています。
政府は、政府としては、○○省の立場は、であり、行政側勝訴・敗訴・・・・
と言わなくてはいけません。
文部科学省の官僚がテレビで、「国としては・・・」としゃべていましたが、なんで主権者に雇われている一役人が国を代表できるのですか?あきれてものも言えません。東大法学部とは、ああ勘違い!の「愚か者育成所」であることは間違いありませんが、このリーダー気取りの人間集団は、民主制の本質をまったく理解していませんね。それに追随して、官僚集団や政府を「国」と呼ぶマスコミ人のお頭は、これまたオメデタイと言うしかないでしょう。
受験勉強しかできない本質的に頭の悪い人間たちによって、とんでもない洗脳が毎日行われているから、わが日本人は、国を実体化する愚かな「国体思想」から抜け出せないのですよ。
私が以前書いた「国とは何か」クリックをぜひご覧下さい。とくに官僚諸君にはぜひ熟読をお願いします。
武田康弘