思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ある少女の≪哲学宣言≫「わたしは自分で考えてみる」

2009-10-12 | 恋知(哲学)

人間のほんとの生き方ってどんなもの?

ほんとの生き方ってあるの?

これがほんとの生き方!て、そういうものが決まってはいないはず。

でも、ただなんとなく生きているのは厭。

言われるまま、周りの人の顔色を見て、引きずられて、っていうの、面白くないというか辛い。

でも、どうしたらちゃんと納得できる生き方ができるの?

なにをしたらいい?どう考えたらいい?

宗教は答えを言うけれど、でも、自由な考えが抑えられてしまうから厭。

何かに・誰かに従え、とか、これが一番正しいとか、はじめに答えがあるのって、すご~く変。

だから、自分でよく納得できるように考えてみたいって思って、哲学というものが生まれたのかな。

でも、生き方まで本を読んでそのとおりにする、それっておかしい。哲学の先生って、本に縛られていて、堅苦しい、自由な感じがしない。ただ難しいことを言って人を煙にまく。本が哲学???

ほんとの哲学があったらいい、わたしはそう思う。そしたら、生き生き自由に生きれる気がする。デタラメじゃなくて、その場の気分じゃなくて、偉い人の言いなりじゃなくて、ほんとうに自由に。納得して。

もしかしてほんとの哲学って、こんなふうに自分で考えることなのかな~。誰かに、本に答えを聞くんじゃなくて、みんなが自分で考えて、それでいろいろ言いあってみる、それがほんとの哲学!!きっとそう。

でも、学校にはほんとの哲学なんて、全然ない。すごく変。

いろいろ詰め込んだ人が頭がいい、優秀っていわれる。東大生が凄いっていわれる、本や先生に従う人が偉い?

やっぱり日本には(世界も?)ほんとの哲学ってないみたい。一番大事なものなのに。

わたしは、自分で考えたい。納得できるように、全身で考えてみる。ずーと。



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