思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「渋谷教育学園渋谷校」の教育に関する議論

2011-07-16 | 教育

以下は、以前のブログ「田村哲夫氏が運営する渋谷教育学園渋谷校とは。古林 治」に対するコメントです


とても素晴らしい学校だと思います (イジメを許さない学校ですね)
2011-01-31 22:38:04

イジメられる側を責め立てて隠蔽しようとする学校がほとんですが、渋渋という学校は、イジメを絶対認めない勇気のある学校だとわかりました。最後までイジメをやめさせようとした副校長先生も無念だったでしょうね。
渋渋の魅力について改めて実感しました。
どうか、人に迷惑をかけないよう、姪さんの教育、頑張ってください。

――――――――――――――――――
いじめ? (古林 治)
2011-02-01 19:40:35

私が『渋々物語 ― 田村哲夫氏が運営する渋谷教育学園渋谷校』を書いたのは個人的な恨みからではまったくありません。
田村氏がこの国の教育行政を主導する立場(地位)にあり、その考え方に大きな問題あり、と考えているからです。実名を含め、具体的な話を出したのは、議論が必要になることを期待してのことです。
異論、反論があることはよいことですが、問題は内容ですよね。議論して互いの考えを深めていくことが大事です。
私もまた公開の場で議論することを希望します。受験が終わる3月であれば、私の方はOKですヨ。
―――――――――――――――――
appreciate (なしむ)
2011-03-04 05:47:08

たいていの学校の保護者の方は
ご自分の関わった学校についてネガティブな
情報を語ろうとはしません。
なんであれこのようにご自分が体験された
ことをオープンにして問題としてみなで
共有しようとする姿勢には拍手を送りたい
です。
手の中にある問題をすべてテーブルに広げて
お互いそれを認め確認した後、共通認識を
つくり上げていく、その作業を怖がっては
ならないのでしょう。
――――――――――――――――

4月2日(土)に公開討論会を (タケセン)
2011-03-05 00:51:13

わたしも全く同感です。
みなさまの都合がよろしければ、誰でも参加Okの討論会を開いたらよいと思います。
渋谷学園のご協力が得られるならば、学校内で開催、それが無理であれば、白樺教育館で。
春休み中の土曜日=4月2日はどうでしょうか?
――――――――――――――――

Unknown (Unknown)
2011-04-15 01:34:39

へぇ…
渋渋てそんな学校なんですか?
私が通う分には全然そのように感じませんが…
公立小あがりの私からみたら入学初日からいい学校と思いましたよ
なんたってイジメがない!
小学校でさんざイジメ抜かれたのに
渋渋みんな優しい人だった
天国は渋谷にあるのかと思った

そりゃ勉強は大変だけど
ここに書いているようなことは
今のところ、経験してない
鬱病?いないよ?みんないきいきしてる
範囲が中1で高1をやるったって
それはほんの一部に過ぎない
逆に高1の授業の一部に中学生の内容があるとも聞く
実際はどうなのかはまだ高1じゃないから分からないけど…

私にはここに書いてあることが嘘であってほしいと思ってる
だって私の大好きな学校だから

最後に、
私に文章力などそういったものは全くありません
ですから、何を言っているんだ?と思った人もいるかも知れません
ごめんなさい
また、この内容は私個人の意見です
あまりあてになさらず、参考になればと思います
――――――――――――――――

人権侵害はどちら? (渋渋の卒業生)
2011-07-10 21:45:12

おそらく古林氏の姪っこさんと同じ期の者です。貴方のメールを読み怒りが湧きました。理由は簡単。貴方のメールには事実誤認が多いからです。
第一に、田村氏の校長講話について。
講話では生徒に自慢ばかり、とのことですが、全くの誤りです。
国連の話をされることはありますが、事実と感想を述べられているにすぎません。
また、エリート意識を植え付けられるとありますが、それは貴様の勝手な妄想だと思われます。私は、卒業して様々な渋渋外の友人が出来ましたが、優越感などかけらもありません。
第二に、M先生について。彼は京大出身ではなく、また東大を勧めることはしませんでした。事実、成績が優秀な友人が一橋大を目指すと言ったところ、彼は熱心に受験指導にあたっていました。
これ以外にも誤りをあげればキリがありません。
人権侵害をしているのはどちらでしょうか?
このコメントを見ている方はもうわかるはずです。
ただ、一般論として、低学歴の人間が古林氏の発言に賛同するのはわからない気はしないでもありません。
――――――――――――――――――

Unknown (在校生)
2011-07-11 00:41:02

あなた様は、どうやら偏見ばかりの
歪みきった人間のようですね。
上のコメントにあったように、嘘ばっかり!
こういう人は、社会に悪影響を及ぼすので、
いっぺん死んでみたらどうです?
――――――――――――――――――

反・公共的言説 (武田康弘)
2011-07-11 22:47:47

わたしは、このブログの主です。

卒業生の方のコメント
「ただ、一般論として、低学歴の人間が古林氏の発言に賛同するのはわからない気はしないでもありません。」には、
なんとも歪んだ受験主義の思想を感じますし、

また、在校生の方の、
「いっぺん死んでみたらどうです?」という結語も、とても公共的言説にはなっていないと思います。

「渋々」という学校(わたしは知りませんが)は、こういう方が多いのでしょうか?気持ちが悪くなりました。
――――――――――――――――――

『人権侵害はどちら?』への応答 (古林 治)
2011-07-12 11:08:38

タケセンさんの場を借りてコメントします。

渋々の卒業生さん

率直なご意見ありがとうございます。
事実誤認が多いとのこと。間違いがあれば訂正します。
M先生の出身校については姪の勘違いの(当時生徒の間で流布されていた話をそのまま受け入れた)ようです。教えていただければ訂正します。

M先生について誤解があるようですので一言します。
私は、いい人、悪い人、という議論をしていません。むしろMさんは生真面目で誠実な方だと思います。
ただし、そのこととは別の話として、Mさんと体育教師Aさん(既退職)が、『いじめ』の嫌疑で、姪と(いじめられたと学校が判断した)もう一人の生徒を長時間軟禁状態にして詰問し、怒鳴りちらしたことは事実です。
これで、『いじめの事実はなかった。』だけで終わりにするのは誰が見てもおかしいと思うでしょう。まずは謝罪するのが社会常識では?
でも、その話はもうよいのです。謝罪を求めた時、すでにMさんは謝罪したのですから。
むしろ、謝罪の場にいた教頭も副校長も何も言わなかった(謝罪しなかった)こと、軟禁時に同席した(謝罪の場にいなかった)体育教師Aさんは結局謝罪しなかったことには驚きです。

校長講和について誤認とありますが、これは解釈の問題で誤認ではないでしょう。少なからず、自慢話と受けとめた生徒たちがいたことは事実ですから。ではなぜ、そう受け止めたのか、そのことについて考える方が建設的に思えます。
何かを紹介するとき、必ずそこには動機があります。その動機に沿って、内容を説明するのが自然です。もし、話の内容に説得力がなければ、単なる紹介というのはあり得ず、どこかほかに動機があると解釈する方が自然ではないでしょうか。その動機が『自慢することにある』と解釈した生徒たちがいた、というのが事実でしょう。
もし、解釈の違いを問題にするのであれば、大いに議論する価値はあるのでは?
遊びに行くのに海がいいか、山がいいか?などと授業でディーベートするよりは遥かに意味のある議論です。

『彼(Mさん)は熱心に受験指導にあたっていました。』
同感です。誰もがそう思っていることでしょう。
私が問題にしているのは、次の点です。
生徒が受験を気にするのは当然で、その受験に対して教師が熱心に取り組むのは自然です。ですが、教育の中心が受験指導になってはいけないのではないでしょうか。教育=受験知なのでしょうか。
これは渋々に限りません。今、全国にある中高一貫校が陥っている【教育の荒廃】だと私は見ています。
そして、受験知教育を推し進める田村哲夫氏自身がこの国の教育行政に影響を及ぼす立場にいることが、件の文章を書くきっかけにもなったわけです。

『一般論として、低学歴の人間が古林氏の発言に賛同するのはわからない気はしないでもありません。』
私は、このコメントにとても強い違和を感じます。
【低学歴】とはいったいどのような学歴の人たちを指すのでしょうか?
文面から見ると渋々の生徒たちは【高学歴】になる人たちなのでしょうか?

生きた対話の場へ (古林 治)
2011-07-12 11:12:25

在校生さん

匿名で、公の場で、こうした発言を残すと、『在校生さん』自身の品位をおとしめることになります。
具体的に何がどうおかしいのか、それを不特定多数の人たちに向けて説得力を持って説明することが大事です。
生きた対話の場に自分を投げ込むこと、そのように努力されてみてはいかがでしょうか。
授業でやるディーベートは言葉の喧嘩に過ぎず、他者を説得するためのものではありません。現代版ソフィストを生むだけです。
それよりはるかに意味のある訓練になります。

――――――――――――――――――

Unknown (荒井達夫)
2011-07-13 00:21:59

「受験知は客観知による支配=人間性の否定、権威主義、エリート主義、思考停止を招き、豊かな民主制社会を阻む最大の要因と化しています。」(古林さん)

「一般論として、低学歴の人間が古林氏の発言に賛同するのはわからない気はしないでもありません。」(卒業生さん)

「いっぺん死んでみたらどうです?」(在校生さん)

古林さんの指摘は、まさにそのとおりでしょう。
――――――――――――――――――

Unknown (卒業生2)
2011-07-15 00:36:19

この卒業生さんの意見は、
説明不十分だと思います。
低学歴=ダメ、高学歴=正しいという二元論で捉えるから「教育の弊害」みたいな批判を浴びるのでしょう。
しかし、みなさん。高学歴だから何がいいのでしょうか。年収?地位?欲しい人はそれらを追い求めるために受験勉強をがんばればいいし、いらない人はやらなければいい。需要がある限り、詰め込み型の進学校も必要だと思います。嫌な人は公立に行けばいいのです。越境入学も出来るのですから選択肢は多いはず。今の教育体制は極めて選択可能で民主的なものだと思います。
あと、在校生さんの発言。確かに古林氏の話の事実誤認(ともすると妄想)の多さに腹が立つのはわかります。多くの渋渋生を傷つけ、そして教職員の名誉も毀損されついます。これを見てるまともな人なら在校生さんのような気持ちを抱くはず。しかし、死んだらどうです?ではとても渋渋生、いや人間として恥ずかしい。君はここにある数々の渋渋に対する虚構
、妄想を垂れ流している人と等しく、渋渋を貶めてることになるのです。どうか理解されることを祈ります。
―――――――――――――――――

具体的内容での批判を (古林 治)
2011-07-15 20:22:06
自称”卒業生2”さん

『確かに古林氏の話の事実誤認(ともすると妄想)の多さに腹が立つのはわかります。』
具体的な例について触れずに、事実誤認(ともすると妄想)というレッテルを張って相手を貶めるのは不当です。
卒業生さんの指摘、Mさんの学歴以外、私は同意しませんでしたが、少なくとも例を出して批判してくれた点は自称”卒業生2”さんより真っ当に思います。

『高学歴だから何がいいのでしょうか。年収?地位?欲しい人はそれらを追い求めるために受験勉強をがんばればいいし、いらない人はやらな ければいい。需要がある限り、詰め込み型の進学校も必要だと思います。嫌な人は公立に行けばいいのです。越境入学も出来るのですから選択肢は多いはず。今の教育体制は極めて選択可能で民主的なものだと思います。』
高学歴がいけないとか私はまったく言ってません。
「オレ、京都大学の小畠先生んとこで古生物学やるんだ。」とその昔、恐竜にのめりこんでた私の息子が小学校2年のころ言ってましたが、これって健全です。
自分のやりたいことが明確で、そのために手段として特定の大学の特定の学科(教授)をめがけるのは真っ当でしょう(結局行きませんでしたが)。
年収?地位?欲しさのために特定の大学をめがけるのが善いことなのでしょうかね?
相当歪んだ人間を生み出してしまうと私は思いますが、そうした生が善いことだと皆さん思いますか。
そのような生を選択せざるを得ない状況にまでしてしまったのは、私たち大人の問題ですが、だからと言って、そのような教育をさらに推し進めることに私は強い異を唱えます。
田村氏はその代表と思えるのです。
また、広がる格差社会が問題になっていますが、過大な格差は自由で平等な社会、民主制の社会を破壊してしまうのです。
その意味で、この受験知教育というテーマ、大いに議論する価値があると私は思います。

ついでに言えば、震災後の日本人(一般市民)は世界中で大絶賛です。
礼節と公共性を大事にする人々だ、というわけです。
片や、権力を手にする人々(政治家、官僚、東電、マスコミなど)についてはボロボロです。
受験知エリートのみじめな姿が今回の震災、原発事故で露わになりました。
前例のない(正解のない)事例に対してはまともに対応できない受験知エリートたちを生み出してきたのがこれまでの教育=受験知であることは間違いないでしょう。
もういい加減、やめましょうよ、こんな愚かなこと。
と私は思います。


なお、最後になりますが、こうしたブログへの書き込みはやはり記名を前提にするべきだと思います。
そのことによって責任ある言辞を生み出し、たとえ考えが違っていても発展的対話の可能性が生まれます。
匿名を前提にした場合、他者への配慮は薄れ、自省を伴わない攻撃のみに終始することも少なくありません。最悪は成り済ましによって対話の場を破壊し、対話者らを傷つけることも可能になります。
できれば、実名での投稿をお願いします。
―――――――――――――――――

Unknown (荒井達夫)
2011-07-15 21:00:31
「低学歴=ダメ、高学歴=正しいという二元論で捉えるから「教育の弊害」みたいな批判を浴びるのでしょう。しかし、みなさん。高学歴だから何がいいのでしょうか。」(卒業生2さん)

?????
そんな議論はしていないでしょう。
論理的思考力に欠ける方が卒業生では、学校も苦労しますね。

「受験知は客観知による支配=人間性の否定、権威主義、エリート主義、思考停止を招き、豊かな民主制社会を阻む最大の要因と化しています。」が、古林さんの主張であり、それに対して「一般論として、低学歴の人間が古林氏の発言に賛同するのはわからない気はしないでもありません。」と「渋渋の卒業生さん」はコメントしたのです。ですから、そのコメントは、まさに古林さんの指摘どおり(人間性の否定、権威主義、エリート主義、思考停止)である、と私は述べたわけです。

「低学歴はダメで、高学歴は正しいのか」「高学歴は何がいいのか」という問題ではありません。論点を外しては議論になりません。さらに、具体的根拠を示さず、「虚構、妄想を垂れ流している」と非難する行為は、誹謗中傷になります。「卒業生2さん」は、議論の仕方をゼロから勉強し直すべきでしょう。
―――――――――――――――――――

教育と学歴 (投稿初心者)
2011-07-16 00:09:39

ここでは、教育の在り方が取り上げられているのだと思います。
良い教育とは何かを考える場合、学歴は関係ありません。
学業に関する経歴の意味である「学歴」には、本来、価値の高低といった概念はないはずです。
渋渋の卒業生さんは、最後に「低学歴」という言葉を使っていますが、この場合「偏差値が低い」などランク付けの意味合いが込められているのではないでしょうか。
そうであれば、「偏差値等ランクの低い学校の人間が」と書いた方が、誤解がなくなると思います。
しかし、そうした発想をすること自体が問題であって、まさに教育が正して行くべき対象です。
仮に現在の教育によって、そのように考える人間が生み出されているとしたら、教育そのものの改革が必要だと思います。

卒業生2さん、話題と関係ない事柄を、前提なしに唐突に出すのはルール違反です。
もし仮に、社会人が会議の場で同じような行動をとれば、失笑を買い無視されてしまうでしょう。
このブログの場でも同じだと思います。

コメント (5)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする