テレビを見ると、金持ち礼賛。
芸能人も、評論家も、学者も、一般の人々も、経済が第一と言っています。
いかにして多くの金を得るかに血道をあげる。
まるで、金品に取り囲まれた生活をすることが人生の目的のようです。
できるだけ多くのお金を自分のもの、一族のものとするために努力する。
その勝者を讃え、テレビはそういう人や一家を昔の凱旋将軍のように扱います。
人類が(日本人が?)が爬虫類の戦闘脳に逆戻り、単純で愚かな存在に堕落していく。堕落を恥じる心さえ失って。
意味を探らないパターン知の集積=受験勉強は、どんどん人間を退化させていき、《情報ロボット=自発的ドレイ》ばかりの社会となっていきます。さて、どうしましょう?
追記:
誤解なきようにと思い、書きますが、
わたしは、お金なんかどうでもいい、と思っているのではありません。その反対で、お金は大事であり、ありがたいものと思っています。もう40年近く前から、月謝を頂くと、両手を合わせて拝んでいます。お金はとても大切で、わたしのように直接頂く「月謝」で生活している者にとっては、払ってくれる皆さまにいつも感謝の心をもっています。
わたしが批判しているのは、金額で威張る、お金儲けを原理として生きる、善美を目がけずにお金を目がける、という思想と生き方です。