思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

金持ちが偉い!?経済の覇者こそ偉人!?爬虫類化がどんどん進み、情報ロボット=自発的ドレイに。

2014-05-05 | 社会批評


テレビを見ると、金持ち礼賛。
芸能人も、評論家も、学者も、一般の人々も、経済が第一と言っています。
いかにして多くの金を得るかに血道をあげる。
まるで、金品に取り囲まれた生活をすることが人生の目的のようです。
できるだけ多くのお金を自分のもの、一族のものとするために努力する。
その勝者を讃え、テレビはそういう人や一家を昔の凱旋将軍のように扱います。

人類が(日本人が?)が爬虫類の戦闘脳に逆戻り、単純で愚かな存在に堕落していく。堕落を恥じる心さえ失って。

意味を探らないパターン知の集積=受験勉強は、どんどん人間を退化させていき、《情報ロボット=自発的ドレイ》ばかりの社会となっていきます。さて、どうしましょう?

追記:

誤解なきようにと思い、書きますが、

わたしは、お金なんかどうでもいい、と思っているのではありません。その反対で、お金は大事であり、ありがたいものと思っています。もう40年近く前から、月謝を頂くと、両手を合わせて拝んでいます。お金はとても大切で、わたしのように直接頂く「月謝」で生活している者にとっては、払ってくれる皆さまにいつも感謝の心をもっています。

わたしが批判しているのは、金額で威張る、お金儲けを原理として生きる、善美を目がけずにお金を目がける、という思想と生き方です。

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