思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

日本では、法は解釈次第でどうとでもなります。守る必要はありません。安倍晋三の行為が教えるもの。

2014-05-20 | 社会批評

解釈改憲!!??

なんじゃ、論じるのも愚かしい。

9条が解釈でどうとでもなる。「アメリカの戦争に日本も参加できる」と解釈するーーもう、満点大笑いの世界ですが、真面目に考える人は憤死するでしょう。

憲法はないに等しい、政府が率先して無視する、根源的無秩序の国になります。後は、力関係で片が付く。もう、暴力団の世界と同じ。

恐ろしいほどの公共悪。

 

今朝の「東京新聞」(24面)には、アメリカの主要メディアが「アベ、アジアで最も危険な男」と書いていることが報じられています。「立憲主義分かっていない」と。

 

武田康弘

 

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一昨日、少年野球で試合に負けて少年らは坊主頭に!-ー「こどもの人権」を配慮しない行為が我孫子市で。

2014-05-20 | 社会批評

「こどもの人権」や「男女共同参画社会」を厳しく批判している安倍首相の中心ブレーン・八木秀次麗澤大学教授(政府の教育再生実行委員)は、欧米は「個人」を主張するので、すでに行き詰っている、「家族」こそ単位とすべきであると主張しています。

 子どもの犯罪が横行するのも人権思想のせいだとし、スウェーデンなどの自由で高福祉の国は、こどもが「わがまま」で、性やたばこや麻薬に興味を持つヒドイ社会であると自著(ちくま新書「反人権宣言」)に書いていますが、これは、たいへんな国際問題となるでしょう。

 安倍首相の戦前思想(国体イデオロギー)への回帰という路線は、ウヨクの論客らが支えていますが、「こどもに自由や人権はないー学校は国家空間である」とする『プロ教師の会』(20数年前に過激な全共闘活動家がウヨクに転向してつくった組織)らの実践とも符合して、日本という国をますます人権後進国(EUやアメリカから厳しく批判されている)にしています。

 おそらくは、こういう流れがあるためでしょう。子どもたちの人権を無視する行為が、わたしの街でも起きています。こどもの心を無視して一方的に大人に従わせる行為は日常化していますが、

 一昨日は、少年野球の試合で負けたことを理由に、「やる気があるなら丸坊主にしてこい!」とコーチに言われたこどもたちが、丸刈りにさせられました。こういうコーチの言動に対して、親も何も言わないというのは、いかにも人権後進国。わたしは、強い憤りを覚えました。我孫子市や近隣の市町のみなさんが人権侵害を許さない優しさと強さを備えた大人であってほしいと願います。見過ごしにしないで、声を上げましょう!!黙っていることは犯罪です。

 
武田康弘

 

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