思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

ランドセル、こどもが可哀想ーさすが京都の小学校!「ランリュック」を全国へ広めたい!!

2015-12-09 | 教育

わたしは、職業柄毎日、ランドセルの小学生が可哀想だな、と思ってきました。何十年も。

重いのと、固くて物が入らないー融通がきかないからです。

すごくうれしくなるニュースを楽天で見ましたので、下に転写します。写真も見つけましたので、貼り付けます。

 

ランドセルよりいい!? 京都の小学生が背負う「ランリュック」って何?

オールアバウト / 2015年12月8日 22時45分

 

「ランリュック」に対する子どもの反応は?

京都府南部および滋賀県・大阪府・奈良県の一部で、公立小学校約120校以上の小学生が、ランドセルを背負っていないことをご存知だろうか。1つ数万円もするお洒落な革製高級ランドセルではなく、布製のリュックサック状の鞄を通学に利用している。

その名も「ランリュック」(正式名称はランリック)。ランドセルの丈夫さとリュックサックの軽さを合わせ持つ、機能性重視の鞄である。交通安全のために、道路の危険標識を意識したデザインで、黄色いランドセルとして、昭和43年、京都で誕生している。その後、「青」と「赤」が追加され、現在は3色である。

ランドセルに比べ、かなり多くのものが入り、なにより安いのが親には嬉しい。1つ1万円以下である。

子どもたちにも評判は良い。「いっぱい入るから、手に何も持たなくていい」「軽いから楽」「ランドセルよりかっこいい」「遠足もこれで行ける」。一部の女子児童には、「ランドセルの方がお洒落」という意見もあるが、これは、海外で大人の女性が愛用していることに影響されているのだろう。

子どもたちも納得していて、親も助かるのなら、全国で「ランリュック」を採用しても良いのではないか。

数万円の高級ランドセルには、賛否両論ある。お洒落で高額なランドセルを買ってもらえない、貧困家庭の子どもがいることを論ずると、「格差社会を教えるのも教育だ」と、大人の論理をぶつけてくる人がいる。では、当の子どもはどう感じているのかを考えたことがあるのだろうか。

ここで、議論をする気はない。単純に、“高過ぎる”ランドセルなど、廃止しても良いのではないかと提案したい。

「ランリュック」で良い。「ランリュック」が良い。

採用している小学校は、賢い選択をしている。機能性重視で、価格も手頃。元気いっぱいの小学生に、“高級感”は必要ないのではないか。

(佐藤きよあき)

武田康弘

 

コメント (11)
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