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思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

頭の悪い首相と、発狂した竹中平蔵さん  原 優治  思想・教育も戦前体制へ。

2015-12-24 | 社会批評


 アメリカの暴力的な思想=「新自由主義」をそのまま流布する現政権の言動は、民主政を元から破壊し、弱肉強食のすさんだ社会を生みます(すでにそうなっています)。
道徳や倫理は元から消え失せ、「非人間的日本人」(安倍首相の親友=八木秀次麗澤大学教授の主張する「反人権宣言」ちくま新書)によるフィロソフィ否定の日本主義が支配する国の到来です。そのギトギトしい金欲主義を隠すために「125代続く男系男子の皇室の伝統こそ日本である」という国体思想(「日本会議」が喧伝するイデオロギー)を教育で植え付けるというのが、非人間的日本人グループ=政府の行為なのです。

  個人の選択の自由であるはずの夫婦別姓という基本的人権さえ認めない国家は、【男権主義】のイデオロギーで成り立っています(人間の内なる自然である女性、その女性の権利を毛嫌いする国は、滅亡へと向かいます)。八木秀次という男は、「反人権宣言」で、女性とこどもの人権こそ、日本を日本でなくした元凶であると主張していますが、彼は、安倍首相がつくった政府の教育再生実行会議の中心メンバーです。戦前体制復活の恐ろしい国へ、着々と進んでいます。

※ご参考までに。
イギリスのジョン・ロックによる民主思想は、キリスト教原理主義(清教徒)によるもので、カトリックと無神論は寛容から除外するとされていますが、フランスのルソー(社会契約論)は、宗教を私的世界に限定し、公共領域に宗教を持ち込むのを禁止しています。これは本質的に正しく、そうでなければ異なる思想や宗教をもつ世界に普遍的に妥当する思想にはなり得ません。なお、アメリカの民主政はイギリスのロックの思想に基づいています。
ルソーは、働きにより経済的な上下が出るのは当然だが、格差となれば民主政は不可能になる、と言います、これが現実になってきました。(武田康弘)



 以下は、原優治さんがfbのコミュ複数(生活の党を支持する市民団体など)に投稿した文章です。シェアします。

安倍晋三氏は、憲法というものがどういうものかがわかっていないように、元来、頭脳が明晰ではなく、あまり勉強もしないで不足しているから、邪教である新自由主義の影響をもろに受けてしまい、経団連やキャリア官僚や米国の代理店的存在に成り下がっています。 

こうして、今後、日本がまともな経済成長をすることはもはや難しくなっています。 

さらに安倍晋三氏のブレーンである人の「正社員願望はもはや時代遅れだ」などと一般の新書のなかで、堂々と書いている竹中平蔵氏みたいな方を政府委員の一人に採用している安倍内閣は、私には、狂気におちいっているとしか思えません。 

 これは、ごく一部の、自分の実力に自信があり、閉鎖的な労働市場のなかでも、自由に挑戦していける恵まれた、いわゆるエリート〈選良)の方々へは、竹中氏の主張はあてはまるかもしれません。 

しかし、大衆のどなたが派遣労働者などになりたくて働いているでしょうか。言論が自由であるからと言っていいことにはおのずから限度というものが あります。どうかいい加減にしてください。ボーナスや退職金や社会保険料の会社負担や会社のベネフィット利用などを考慮しますと、派遣労働者は正社員のも らう三分の一から二分の一の賃金で働いているのですから、これから早く脱却して正社員へなりたいと願うはずでないでしょうか。また新しく学校を卒業して就 職したい方が正社員を目指す、これがどうして時代遅れなのですか。 

竹中平蔵氏は、今や新自由主義経済学の毒素に自ら当たって、今や完全な自家中毒におちいって頭もすっかり発狂してしまったようです。 

こうして竹中平蔵氏は、あまりにも弁舌たくみな強みを過剰使用したがために、どうやら天の怒りをかって没落してしまい、最期は恵まれない「非正社 員」たち、なかんずく新しく形成された平成の被差別民にも相当するといわれる、苦しみのたうちまわって労働を続けている「登録型派遣労働者」の怨念を 一身に集めて哀れにも没落していくのでしょう。 

「派遣労働者の男へは、うちの大事な娘は嫁がせられない」と話していた一人の親父がいたが、そこは娘さんの気持ちを汲んで、一緒に幸せな家庭を築いていってほしいとなんとか赦してあげてほしいところだ。 

こんな悪い制度はなんとしても、私たちは新政権を樹立させて抜本的に廃棄したい。もちろん同一労働同一賃金制(20%を越えて違反があれば罰則適用)を同時に成立させたいところだ。(原優治)

コメント (1)
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