わたしは、ベートーヴェンの32曲の「ピアノソナタ全集」は、ポール・ルイスを一押にしています。とくに中期の有名曲は、心底最高と思います。
ルイス?まったく名前すら知らなかったのですが、ものは試しとイギリスからの輸入盤を入手し、唖然!ハマったのでした。
ううう~~、今日ついに「王子ホール」でベートーヴェンです。それも最後の3曲ですよ。
10月に公演のはずでしたが、腸の手術で入院したために、延期となったのです。
いま、最後の3曲をルドルフ・ゼルキンの84歳のウィーンでのライブで聴いています。こればかりは、ゼルキン(笑)。
でも、ルイスはまた違った世界を見せる(聴かせる)はずです。きっとね。新しくてかつ普遍性のある現代のベートーヴェンを!
今日のルイスは、彼のCDに聴く演奏を超えた演奏になると思う。32番のラスト(2楽章)、現代音楽も超えてモダンジャズも超えたウキウキする音楽をどう聴かせてくれるか?
過去ではなく、未来に開かれているのは、ベートーヴェン!!
武田康弘
これは、わたしがジャケットを複写してつくりました。
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