思索の日記 (クリックで全体が表示されます)

武田康弘の思索の日記です。「恋知」の生を提唱し、実践しています。白樺教育館ホームと共に

「人間もどきのニッポン人」ではなく、自由精神をもつ「人間としての日本人」に変わろう!

2016-10-01 | 恋知(哲学)

責任ある態度=批判精神がなく、自由対話の習慣をもたないわが日本人は、そうであるから生まれる「強面のドン」の一言がつくる空気に支配され、まるで「犬」のように上位者に従うドレイ根性が身についています。

自由と責任をもつ個人=優れた人間を避ける人、ドン色に染まるテイタラク人でいっぱいです。

かつての石原慎太郎に従う都議会や都の官僚、今、安倍晋三という公共悪に頭を下げる自民党国会議員の群れは、個人の精神宇宙=内面世界=フィロソフィーをもたない「人間モドキ」としての日本人を象徴しています。だから武将と戦争の話しかない日本史をよろこぶ爬虫類のような攻撃的人間=排他的人間で満ちるのです。

いつまで「パターン知」チャンピョンの受験頭=「東大病」者を偉いと思い込み、手段でしかない技術を自己目的化して有頂天になる技術バカを続けるのでしょうか。「一億総白痴」(理性を持たずに部分知だけをもつ)から脱して、人間になりたいものです。

わたしもあなたも勝ち負け=競争主義の人生を続ける爬虫類のような存在を超えて、豊かな内面世界をもつ人間に成長しましょう。批判精神のない淀んだ空気が生む「ドン」と、そのくさい臭いに惹かれる「人間もどき」=集団人を卒業しないと、永遠に不幸なニッポン人=「人間を幸福にしない日本というシステム」 (ウォルフレン)が続いてしまいます。

 

武田康弘

 

 

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