東大生に続き、今度は慶大生による集団婦女暴行。
女性を対等で主体的な人間としてではなく、
物化する思想と手口は、
あまりに悪質で、
言葉を失う。
自分自身が、「自由と責任のある個人」=主体者として扱われてこなかった=受験価値がイコール人間の価値(何事も勝ち負け)=点数マシーンとして育てられたことで、
他者、とりわけ女性を「自由と責任をもつ個人」=主体者として見、遇するという思想がありません。
表層「エリート」は、総合判断が苦手で、実力(実際・現実の力)がなく、ことばと数字の「記号の世界に生きるだけ」の存在ですが、そのような人間=点数競争の勝者に過ぎない若者をチヤホヤもてはやす「底抜けのおバカ」の集まりが、いまの日本(人)といえるでしょう。
管理教育と受験主義の愚かさにいまだ気づかず、せっせと進学塾通いで、受動的でひ弱な人間=集団で女性に暴行するような人間、同じことですが、自分を高みにおき(全然高くないですが)国民を見下すカッコつき「高級官僚」のような人間を再生産していては、不幸を増幅するだけのことです。
目を覚ましましょう!
武田康弘