★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

――旗を護れ。――旗を!!

2015-08-28 05:39:44 | 映画


やっぱり、いつよんでも何かおかしさがこみ上げてしまう、「太陽のない街」の最終場面。映画ではそこはまあうまくおかしさを押さえ込んでいる。この映画も「二十四の瞳」、「ゴジラ」、「七人の侍」、「近松物語」と同じく昭和29年。どうも、これらの映画に共通するトーンは「畜生っ」のような気がする。わたくしの記憶が正しければ……