★さちゅりこん――渡邊史郎と縦塗横抹

世界が矛盾的自己同一的形成として、現在において過去と未来とが一となるという時、我々は反省的である。(西田幾多郎)

富江の怖さ

2016-10-19 19:24:34 | 漫画など


そういえば「富江」とか「着信アリ」とか観たことがない。「富江」のマンガは少し読んだことがある。楽しい作品であった。それにしても、楳図かずおによってホラーの定型を与えられている吾々は、普通デッサンの狂いかと思われる絵の部分にホラーを感じるようになっているのかもしれず、「富江」の場合も、最初の方が怖かった。

中学生の頃、ホラーにはまり込む人が多いという話を聞いたが、私はそうでもなかった。むしろ、男子は中学生になるとホラーが本当に怖くなって避けているような気がする。ジェットコースターが怖いのと同じである。