この世をばわが世とぞ思ふ望月の欠けたることもなしと思へば
受験ではべつに月が欠けたり満ち足りもしないので大丈夫です。でもべつになかったことにはならない。
今日は朝、マイナス2度だか3度だかあったらしい。――それにしても、マイナス3℃ぐらいで激寒とか言ってるうどん県民は、木曽に強制移住されるべきであろう。うどん県は木曽とだいたい同じ大きさだからちょうどいいし、水不足解消で最高。うどんも、木曽川の水でつくり放題だ。そのかわりうどんを作ったり食ったものは懲役5年ぐらいにしておく。まことに申し訳ございませんが、木曽のあれは蕎麦と決まっている。
にしても、もう既に試験監督のセリフ、ほぼ暗記したかもしれない。中学の時、田舎のくせに管理教育してた学校の校則のテストで1番とったきがするけど、わし、そういうとこあるよな。。。
帰宅すると、大河ドラマやってたので見た。国文学徒がひさしぶりに尊大な顔ができる一年がやって来た。今日は第二回で、先週、紫式部の母上が道長のサイコパス兄貴に刺し殺されるという、いつものちゃんばらだけが命の偏差値30ぐらいの野蛮さに対抗していた。いわば、この一年間を支配するのは、偏差値180ぐらいの頭脳の連中の小競り合いであるから、もうすっきりしたかったのであろう。
今回から吉高由里子(紫式部)さんが登場である。吉高由里子さんは家の中にいるのがかったるいので、町中で和歌の代行業をやっている。もう、宮中の和歌をすべて代筆していた話でいいや。クライマックスは、吉高由里子さんが母親の敵を道長にとらせるかもしれないが、――同衾にさそって自ら筆を喉元に突き刺してもよい、ペンは剣より強し。あるいは、彼女の子どもが流れ流れて巴御前の先祖でいいや、やっぱり剣がつよし。
吉高、――義高(義仲の子ども)