8月13日。
朝一番、開館と同時に入場したのは
国立西洋美術館。
事前にオンラインチケットを取ったので
入場もスムーズでした。
予備知識なしで選んだ展覧会は、
内藤コレクション
『写本ーいとも優雅なる中世の小宇宙』

---美術館サイトより--------------
印刷技術のなかった中世ヨーロッパにおいて、
写本は人々の信仰を支え、知の伝達を担う主要
な媒体でした。羊や子牛などの動物の皮を薄く
加工して作った紙に人の手でテキストを筆写
し、膨大な時間と労力をかけて制作される写本
は、ときに非常な贅沢品となりました。
またなかには、華やかな彩飾が施され、一級の
美術作品へと昇華を遂げている例もしばしば見
られます。
当館では2015年度に、筑波大学・茨城県立医療
大学名誉教授の内藤裕史氏より、写本零葉(本
から切り離された一枚一枚の紙葉)を中心とす
るコレクションを一括でご寄贈いただきまし
た。その後も2020年にかけて、内藤氏ご友人の
長沼昭夫氏からも支援を賜りつつ、新たに26点
の写本リーフを所蔵品に加えています。
-----------
気の遠くなるような微細な、手書きの写本。
文字も装飾的で、手の込んだ挿絵もつけられて
います。
写本というと、仏教の経典を思い浮かべて
ましたが、中世ヨーロッパのものでした。
幾つかご覧いただきます。


人は多い(驚くほど)ですが、ひっそりと
しています。

これは聖歌集。

これは聖歌集。
五線譜ではないですが。

挿絵部分だけ撮ってみました。

このように、全体→部分と写真を撮る人

挿絵部分だけ撮ってみました。

このように、全体→部分と写真を撮る人
多いです。
ここで時祷書というもの知りました。


書かれている文字の意味です。



書かれている文字の意味です。

常設展の特集はリトグラフでした。
印刷技術が広まって、複数、または大量に
聖書や書物が作られるようになりましたが、
美術界にもリトグラフなどの版画が
取り入れられるようになりました。
手書きによる写本と印刷ができるように
なったリトグラフの作品。
対照的な二つの展覧会でした。




これは藤田嗣治の画です。

美術館。

ランチは上野駅で。




友人たちから誕生日のプレゼントをいただいて
嬉しいです。

晩ごはん。
夫が麻婆豆腐を作ってくれました。

楽しい1日でした。