■観光立国JAPAN どう迎える?外国人旅行者6000万@週刊ニュース深読み
“先月、観光庁が、外国人旅行者に日本をもっと魅力的に見せる方策を検討する会議を立ち上げました。
背景には、外国人旅行者が日本でお金をあまり使っていないというデータがあります。
去年の訪日客一人あたりの消費額は世界44位(15.6万円)と低水準。
政府はこれを2030年までに25万円まで引き上げたいとしています。”
専門家:
井門 隆夫さん(高崎経済大学 准教授)
デービッド・アトキンソンさん(文化財補修会社 社長)
山田 拓さん(観光コンサルタント・旅行会社 代表)
今井 純子(NHK 解説委員)
ゲスト:
チャンカワイさん(お笑い芸人)
優木 まおみさん(タレント)
(国は観光でも儲けようって考えだけど、金儲けして“経済大国”復活はもうやめて
日本本来の良さを伝えて、文化・歴史を深く知ってもらうほうがいいと思うな
これまでのなんでも欧米的なやり方より、日本食のヘルシーさ、繊細なこころ
水や緑が豊富で、清潔・安心・平和、、、
日本の良さに日本人自身が気づいて、もっと発信すれば、世界がよりよく変わるのではくらいに思う
少子高齢化が超高速で進む中、すでに日本で働いたり、住んでいる外国人もたくさんいて
これからさらに増えるのは確実
お互いにカルチャーショックを学んで、受け入れていかないとね
<外国人旅行者とのトラブルも増えた>
専門家:マンションで勝手に「民泊」を始めるのは規制が必要だと思う
例1:外国人旅行者が増えたことで、受験生やビジネスマンがホテルに泊まれない
海外のビジネスホテルでは大体Wi-Fiが使えるそう
(部長が「いつも自分が泊まるホテルはWi-Fiがない」てボヤいていたけど
海外でも使えない所はたくさんあるよね
例2:トイレの使い方が汚い 都心部のラッシュアワーがさらに激混みになった
この「トイレ問題」は体験済み
海外の観光地でも、トイレは本当に危険
ガイドさんも「こちらのホテルでトイレを済ませていって下さい」てわざわざ言うしね
池袋、新宿、渋谷もトイレが急激に汚くなったと思う
どうやったら、こうなる!?という汚さ 温水式は複雑で日本人でも戸惑うからね
それを伝えたら、掃除を頼まれたのも外国人スタッフっていうのが複雑だったな
例3:長期滞在してレンタカーを利用する外国人旅行者が増えたが
救急車が来てもよけないとか、「止まれ」サインが分からず事故が増えた
海外で「止まれ」サインはひし形が主流 ↓こんな感じ?
「外国人が運転しています」ステッカーを作ったけれども、「差別では?」の声が出た
どのトラブルもお互い様な感じ
だって「外国」だもの 文化の違いを楽しんで、
試行錯誤して、いろいろ経験するのが旅行の醍醐味では?
<もっと外国人旅行者を増やそう作戦>
外国人旅行者は増えたが、国内消費は減ったまま
●観光客が都市部に集中 「ゴールデンルート」
・もっと地方の良さをPRしたほうがいい 情報がないため地方の良さを知らない外国人が多い
・現地に行っても、説明してくれるガイドや看板がないと、何がスゴイのか分からないまま
●体験型・アクティヴィティを増やす~モノからコトへ
<里山サイクリングの例>
地元の人にとってはなんでもない田園風景だが、
外国人が見たら日本らしい風情があると思われる
そこで山田拓さんは、「里山サイクリング」を企画して、ガイドをしている
1回8名ほど 半日7600円
地域の活性化、雇用にもつながる
その他にも、地方によって「星空を見よう」「自然体験」「和太鼓」も人気がある
さまざまな「体験型プログラム」を考えているところがある
●日本に来ても消費額が少ない→お金を使うところが少ない
専門家:
日本の“安値競争”が観光にも反映しているのではないか
製造業と比較しても、サービス業の平均給与は半分ほど
最近、観光庁が調査・分析して、日本の店や遊び場などは夜9時くらいで閉まってしまう所が多いと分かった
(友だちが海外でのXMASを楽しみにしてたら、どの店もほとんど閉まってたとかいう話を聞いたことがあるけど
デービッド:
外国人旅行者は時間があり、ぎりぎりまで遊びたい
たとえば夜遅くまで音楽のライヴがあったり、スポーツイベントなどがあればいい
「治安が悪化するのでは?」という声もあるが、それは一部の事件
日本人も、夜遊ぶところがないから、つい会社で残業してしまうのでは?w
(それで浅草のライヴハウスで外国人旅行者に絡まれたのか
「僕は明日帰らなきゃならないから、せめてFacebookのアカウントを教えて!」
と店を出てまで追っかけてきて怖かった とにかく酔っ払いは苦手だ
おもてなし=無料サービスではない
現地で説明する人は無報酬のボランティアが多いが、そこはキチンと有料化して対価をとる
アナ:「働き方改革」と関係している部分もあるのでは?
専門家:
そういったルールも見直す必要がある
賃金を上げたり、エリアを決めて整備したりすれば、日本人の生活も豊かになるメリットがある
客数から泊数へ
一度、手厚いもてなしを受ければリピーターが増える
1人1人が外交官
専門家:
コミュニケーションは“慣れる”しかない
自分の住んでいる所が過疎地でも、まずは、何気ない良さがあることに気づくことから
英語が喋れなくても、ジェスチャー、気持ちで通じ合える 笑顔だけでも意思疎通はできる
道を歩いていて、子どもが「ハロー」と声をかけてくれるだけでも旅行者は嬉しいもの
外国人旅行者は「日本に来て良かった」と満足して帰る人が多い
今はまだ外国人も、受け入れる日本人もルールややり方が分からない状態だが
これから何年かすれば、だんだん互いに分かってくる部分も増えると思う
<グラフィックレコーディング>
“先月、観光庁が、外国人旅行者に日本をもっと魅力的に見せる方策を検討する会議を立ち上げました。
背景には、外国人旅行者が日本でお金をあまり使っていないというデータがあります。
去年の訪日客一人あたりの消費額は世界44位(15.6万円)と低水準。
政府はこれを2030年までに25万円まで引き上げたいとしています。”
専門家:
井門 隆夫さん(高崎経済大学 准教授)
デービッド・アトキンソンさん(文化財補修会社 社長)
山田 拓さん(観光コンサルタント・旅行会社 代表)
今井 純子(NHK 解説委員)
ゲスト:
チャンカワイさん(お笑い芸人)
優木 まおみさん(タレント)
(国は観光でも儲けようって考えだけど、金儲けして“経済大国”復活はもうやめて
日本本来の良さを伝えて、文化・歴史を深く知ってもらうほうがいいと思うな
これまでのなんでも欧米的なやり方より、日本食のヘルシーさ、繊細なこころ
水や緑が豊富で、清潔・安心・平和、、、
日本の良さに日本人自身が気づいて、もっと発信すれば、世界がよりよく変わるのではくらいに思う
少子高齢化が超高速で進む中、すでに日本で働いたり、住んでいる外国人もたくさんいて
これからさらに増えるのは確実
お互いにカルチャーショックを学んで、受け入れていかないとね
<外国人旅行者とのトラブルも増えた>
専門家:マンションで勝手に「民泊」を始めるのは規制が必要だと思う
例1:外国人旅行者が増えたことで、受験生やビジネスマンがホテルに泊まれない
海外のビジネスホテルでは大体Wi-Fiが使えるそう
(部長が「いつも自分が泊まるホテルはWi-Fiがない」てボヤいていたけど
海外でも使えない所はたくさんあるよね
例2:トイレの使い方が汚い 都心部のラッシュアワーがさらに激混みになった
この「トイレ問題」は体験済み
海外の観光地でも、トイレは本当に危険
ガイドさんも「こちらのホテルでトイレを済ませていって下さい」てわざわざ言うしね
池袋、新宿、渋谷もトイレが急激に汚くなったと思う
どうやったら、こうなる!?という汚さ 温水式は複雑で日本人でも戸惑うからね
それを伝えたら、掃除を頼まれたのも外国人スタッフっていうのが複雑だったな
例3:長期滞在してレンタカーを利用する外国人旅行者が増えたが
救急車が来てもよけないとか、「止まれ」サインが分からず事故が増えた
海外で「止まれ」サインはひし形が主流 ↓こんな感じ?
「外国人が運転しています」ステッカーを作ったけれども、「差別では?」の声が出た
どのトラブルもお互い様な感じ
だって「外国」だもの 文化の違いを楽しんで、
試行錯誤して、いろいろ経験するのが旅行の醍醐味では?
<もっと外国人旅行者を増やそう作戦>
外国人旅行者は増えたが、国内消費は減ったまま
●観光客が都市部に集中 「ゴールデンルート」
・もっと地方の良さをPRしたほうがいい 情報がないため地方の良さを知らない外国人が多い
・現地に行っても、説明してくれるガイドや看板がないと、何がスゴイのか分からないまま
●体験型・アクティヴィティを増やす~モノからコトへ
<里山サイクリングの例>
地元の人にとってはなんでもない田園風景だが、
外国人が見たら日本らしい風情があると思われる
そこで山田拓さんは、「里山サイクリング」を企画して、ガイドをしている
1回8名ほど 半日7600円
地域の活性化、雇用にもつながる
その他にも、地方によって「星空を見よう」「自然体験」「和太鼓」も人気がある
さまざまな「体験型プログラム」を考えているところがある
●日本に来ても消費額が少ない→お金を使うところが少ない
専門家:
日本の“安値競争”が観光にも反映しているのではないか
製造業と比較しても、サービス業の平均給与は半分ほど
最近、観光庁が調査・分析して、日本の店や遊び場などは夜9時くらいで閉まってしまう所が多いと分かった
(友だちが海外でのXMASを楽しみにしてたら、どの店もほとんど閉まってたとかいう話を聞いたことがあるけど
デービッド:
外国人旅行者は時間があり、ぎりぎりまで遊びたい
たとえば夜遅くまで音楽のライヴがあったり、スポーツイベントなどがあればいい
「治安が悪化するのでは?」という声もあるが、それは一部の事件
日本人も、夜遊ぶところがないから、つい会社で残業してしまうのでは?w
(それで浅草のライヴハウスで外国人旅行者に絡まれたのか
「僕は明日帰らなきゃならないから、せめてFacebookのアカウントを教えて!」
と店を出てまで追っかけてきて怖かった とにかく酔っ払いは苦手だ
おもてなし=無料サービスではない
現地で説明する人は無報酬のボランティアが多いが、そこはキチンと有料化して対価をとる
アナ:「働き方改革」と関係している部分もあるのでは?
専門家:
そういったルールも見直す必要がある
賃金を上げたり、エリアを決めて整備したりすれば、日本人の生活も豊かになるメリットがある
客数から泊数へ
一度、手厚いもてなしを受ければリピーターが増える
1人1人が外交官
専門家:
コミュニケーションは“慣れる”しかない
自分の住んでいる所が過疎地でも、まずは、何気ない良さがあることに気づくことから
英語が喋れなくても、ジェスチャー、気持ちで通じ合える 笑顔だけでも意思疎通はできる
道を歩いていて、子どもが「ハロー」と声をかけてくれるだけでも旅行者は嬉しいもの
外国人旅行者は「日本に来て良かった」と満足して帰る人が多い
今はまだ外国人も、受け入れる日本人もルールややり方が分からない状態だが
これから何年かすれば、だんだん互いに分かってくる部分も増えると思う
<グラフィックレコーディング>