霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

ミソハギ

2022-08-06 03:58:07 | 
 当地では野の花のミソハギを「お盆花」とも称し、他の花と共にお墓や仏壇
にお供えするのが一般的だった。
 その風習も最近は途絶えがちとなり若い人のミソハギの認知度は低下の一途
を辿っている。

 就農して間もない当時、墓参用の花の最需要期に庭や野の花をアレンジして
産直に出荷するため半徹夜状態で頑張った時期もあった。
 しかし、体力的負担もさることながら稼働対効果にも疑問を感じ、今は手の
かからないミソハギ単品のみとしている。
 

 
  認知度の低下に伴いミソハギを産直に出荷する生産者も少なくなり、需要に
 応えるだけの供給量が確保できない状態になっている。
    中里の叔母は「墓参にミソハギは欠かせない」と信じて疑わない一人なの
 で毎年届けるようにしている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

沙羅双樹

2022-06-29 20:57:06 | 
  涼しい朝の内に「溝切り」を終えようと準備している際に、門口に咲いて
いる白い花が目に入った。

 沙羅双樹はフタバガキ科サラノキ属の常緑高木。
   日本の寺院に聖樹として植わっている木のほとんどは、本種ではなく
ナツツバキとのこと。 

  ( 右後方にぼやけて見えるのはヤマボウシ)

 沙羅双樹の花は既に最盛期を過ぎたらしく、下に置いていたトレーラー
花びらが落ちて 広がっていた。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

桃源郷を見学

2022-04-25 20:54:58 | 
 春の農作業で多忙を極めているが「忙中閑あり」で、昨日の地元紙で紹介さ
れていた藤沢町観楽楼さんのフラワーガーデンまで花見見物に出かけた。

 「挿し木から始めて四十年経過の私設庭園。年間花が咲き乱れる桃源郷を作り
たいと願ってきました。」とリーフレットに書かかれている通りの立派な庭園
で、大いに感動し刺激も受けた。
 我が家でも、せめて花桃ぐらいは何処かに植えないと「ブログの名前」が
泣くような気がして来た。










 今年の桜は例年に比べて色が薄く興ざめだったが、今日の純白の桃の花には
感動的な美しさがあった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年の桜

2022-04-18 18:58:33 | 
 今年の桜は何故か色が薄く、やや興ざめとなっている。
   最初は老眼が進展したための錯覚かと思っていたが妻も同様の見解だった。
    早春に夏日が3日も続き、桜の木にも異変が生じたのかもしれない。
 それでも今日は厳美渓の桜が見頃になっているお陰で「道の駅」の来店者
も多かった。
 岩手はコロナの感染者が増えつつあり気が重い日々を送っているが、そんな
閉塞感を打破する「流れ」になってくれたら有難い。


 
 写真は東西の双方向から撮った後山の工事現場。(今日午後3時) 
 16枚の畑が2枚に集約されつつある。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

白モクレンが茶モクレンに

2022-04-17 20:48:09 | 
 写真は薄曇りだった昨日の風景で、ハクモクレンが満開を謳歌していた。
 しかし、今朝は放射冷却現象による氷点下の気温となり霜で白いびらが
茶色に変色してしまった。

 霜が無ければ20日程度は美しい花を愛でることが出来るが、無事に花の
命を全うしたのは過去に一度だけだった。


 二毛作を続けていると畑が空かないため圃場整備が出来ず、塩ビ管の排水口
や明渠が泥等で埋まり機能しなくなっていた。
 そのため今年は二毛作を全廃し圃場整備を優先していたが、あまり目の届か
ない2カ所の畑が未実施のままだった。
 慌てて今日中に済ませるつもりでいたが、ハウスの散水設備の漏水補修等
でスタート遅れ、薄暗くなるまで頑張ったが終えることが出来なかった。

 止むを得ず現場にバックホウを置いて徒歩で帰る途中、活動を始めたイノシ
シに遭遇したが、10m 先で相手の方が先に気付き脱兎のごとく走り去った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする