霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

新米の販売好調 その二

2024-11-06 19:04:13 | 経営
 就農以来、米の販売先は産直に限定している。
   産直では年間通じて店頭在庫を切らすことなく供給し続け、秋の新米販売
に繋げていたが作年産米は「ふるさと納税の返礼品」の特需もあって6月で
在庫が払拭してしまった。
  そして、今年の新米は「米不足&価格上昇」の影響もあって既に10月末で
全体の三分の一を売り切ってしまい二年連続で供給不足となることが確実に
なった。



 その対応策として米の作付面積を拡大したいが、既に畑地に転用している転作田
を水田に戻すのは「大きな方向性に逆行する」恐れがある。
 新た稲作専用の水田を入手するのが「最善の策」かと受け止めている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新米の販売好調

2024-11-05 20:50:42 | 経営
    先月の各産直の販売実績が出揃った。
  10月は新米需要と枝豆販売が重なるため年間で一番の売上月となるが、今年
は「米不足&価格上昇」という予期せぬ環境の激変があって例年の1.5倍を
記録した。
  この 好調が今後も続くとなると春までに在庫が払拭してしまう可能性も出
て来ている。
   嬉しい悲鳴ではあるが、御贔屓のお客様に年間通じてコンスタントに提供
出来なくなるデメリットもある。
  来年以降のことも睨みながら何らかの対策を考えなければならない。

 
    自家用として残した大根畑。
 昨日紹介した赤蕪と同様で出荷時に切り落とした葉っぱは鶏達に餌として
与えている。
 連日、濃緑の葉を啄んでいるためか卵の殻の色も鮮やかになったようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

意見交換会

2024-10-28 17:51:32 | 経営
    9月上旬にスタートした枝豆の収獲、出荷を先日終え、気になっていた
餅米の「米作り」も昨日ようやく終えることが出来た。
   その間「手付かず」となっている仕事が山積しているにも関わらず急に
エアポケットに入ったような「気が抜けた雰囲気」になっている。
  まずは外に出て目についたものから順次片付けたい。


   今夜は6時半から市役所主催で「地域農業の維持に関する意見交換会」が
厳美市民センターで開催される。
 市がどの程度の本気度で取り組もうとしているのか、また、他の農業者が
どのような意見を有しているのかを拝聴したいと思っている。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

耕作放棄地の行く末 

2024-10-09 19:33:05 | 経営
 戦後の開拓農家の養子となった叔父(バアチャンの弟)が、高齢により
農業を維持できなくなり「役所やJAに廃農届を出した」とのこと。
 以前に親戚の葬儀でお会いした際「土地は国から借りているものだから
後継者が居なければ国に返すだけのこと」と話していたので心配になり自宅
を訪ねてみた。
 しかし、既に三人の子供達に土地を三分割して相続することで通知済みと
ことだった。


 (季節外れのシャクナゲ)
 山林は放置したままでもいいかもしれないが、原野と化した田畑を維持する
のは困難なので、いずれは木々が繁茂する「山」になるものと思われる。
「維持できない農地は負の遺産」でしかないが、理屈では分っていても頭を
切り換えることは簡単では無いようだ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

詐欺メール対策

2024-07-05 19:53:36 | 経営
 新札発行時を狙った詐欺が横行しているらしい。
   以前にも紹介したことがあるが、アマゾンやSMBC等々を語る偽メールが
毎日何十件も届くが、最近になって急に多くなったのがヤマト運輸からの
「受け取りの日時や場所をご指定ください」とのメール。
 一晩に10回も届いたこともあるので偽メールであることが明らかで開く
こともないまま削除している。
 このように如何にも本物のようにメールを送り続けるということは、騙さ
れる人も少なからず存在するということか。
 詐欺グループは偽のHPまで用意しているらしい。

 先日、取引実績のある某社から本物と思われるメールが届いたが、念のため
メールが誘導するHPではなく一般に公表されているHPにアクセスし直した。


 写真は川向の畑。
 発芽率が比較的良く、中耕除草も上手く行った「今年の稀有な例」。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする