国や地方自治体は米の供給過剰を抑制するため転作田を利用した畑作を奨励し補助金を交付している。
ところが転作田を利用した畑作に取り組む場合に圃場の排水を妨げる畦畔が邪魔になる。
排水の悪い圃場で畑作物が育たないことは農業者なら誰でも知っている自明の理。
ところが、中山間地直接支払制度上では畦畔が無い転作田は畑になり「補助金が半額以下に減額される」
という。
そして、畑に変更すると「転作田ではないから畑作奨励金はゼロになる」というトンデモイ結末も待っている。
要するに転作田を利用した畑作に補助金を交付して奨励していながら、その気になって畑作を推進すると
「畑には補助金を出さない」という詐欺まがいの騙し討ちが待っていることになる。
(アオバタ豆を最後に今年の大豆の脱穀を終えた)
こんな大きな矛盾が長年特に問題にもならず進められて来たのは「制度の運用解釈」で解決して来たものと
推察されるが、突然市役所から制度を杓子定規に適用する見解を示されて困惑している。
制度を主幹する農水省に確認したら、15年前に作成し農業情勢の急激な変化に対応することもなく頑なに
守り続けて来た「実施要領を見直すつもりはない」とのこと。
こんなことでは「ネコノメ農政」どころか「デタラメ農政」と謗られても「反論出来ないのではないか」
という気がしてならない。
ところが転作田を利用した畑作に取り組む場合に圃場の排水を妨げる畦畔が邪魔になる。
排水の悪い圃場で畑作物が育たないことは農業者なら誰でも知っている自明の理。
ところが、中山間地直接支払制度上では畦畔が無い転作田は畑になり「補助金が半額以下に減額される」
という。
そして、畑に変更すると「転作田ではないから畑作奨励金はゼロになる」というトンデモイ結末も待っている。
要するに転作田を利用した畑作に補助金を交付して奨励していながら、その気になって畑作を推進すると
「畑には補助金を出さない」という詐欺まがいの騙し討ちが待っていることになる。
(アオバタ豆を最後に今年の大豆の脱穀を終えた)
こんな大きな矛盾が長年特に問題にもならず進められて来たのは「制度の運用解釈」で解決して来たものと
推察されるが、突然市役所から制度を杓子定規に適用する見解を示されて困惑している。
制度を主幹する農水省に確認したら、15年前に作成し農業情勢の急激な変化に対応することもなく頑なに
守り続けて来た「実施要領を見直すつもりはない」とのこと。
こんなことでは「ネコノメ農政」どころか「デタラメ農政」と謗られても「反論出来ないのではないか」
という気がしてならない。