子供の頃は娯楽が少なかった。
だから田舎芝居のチャンバラも人気があった。
「雁が東に飛んで行かぁ」の台詞で有名な国定忠治は芝居の定番だった。
「赤城の山も今宵限り、生まれ故郷の国定村や、縄張りを捨て、可愛い子分の手前たちとも、
別れ別れになる門出だ」
そんなシーンを何度も見たように記憶している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a9/32808e3bd8c06cc1c41e0cdfdbf82c34.jpg)
(市野々の叔母宅の福寿草)
しかし、当地の雁の群れは夕方になると南西に向かって飛行する。
早朝に北東に何組も編隊(1編隊30~50羽、100羽超の例もある)を組んで飛行するのを
見かけるので、夕方は帰路なのかもしれない。
しかも、ハクチョウに較べるとかなり上空を飛ぶので鳴き声を聞いて初めてその編隊に気付く。
驚くことに「声はすれども姿は見えず」状態となる暗闇になっても声が聞こえて来ることも
少なくない。
鳥目も意に介せず、出発地も目的地も不明な「雁の天空ショウ」は晩秋から早春にかけて毎日
続く。
だから田舎芝居のチャンバラも人気があった。
「雁が東に飛んで行かぁ」の台詞で有名な国定忠治は芝居の定番だった。
「赤城の山も今宵限り、生まれ故郷の国定村や、縄張りを捨て、可愛い子分の手前たちとも、
別れ別れになる門出だ」
そんなシーンを何度も見たように記憶している。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/17/a9/32808e3bd8c06cc1c41e0cdfdbf82c34.jpg)
(市野々の叔母宅の福寿草)
しかし、当地の雁の群れは夕方になると南西に向かって飛行する。
早朝に北東に何組も編隊(1編隊30~50羽、100羽超の例もある)を組んで飛行するのを
見かけるので、夕方は帰路なのかもしれない。
しかも、ハクチョウに較べるとかなり上空を飛ぶので鳴き声を聞いて初めてその編隊に気付く。
驚くことに「声はすれども姿は見えず」状態となる暗闇になっても声が聞こえて来ることも
少なくない。
鳥目も意に介せず、出発地も目的地も不明な「雁の天空ショウ」は晩秋から早春にかけて毎日
続く。