新型コロナ対策の必要性、重要性は重々理解しつつも、「過剰反応ではないのか」との疑念は
ぬぐい切れない。
過剰ともいえる対策による弊害の方がコロナ被害を上回っているように思えてならない。
藻谷浩介氏が昨日の毎日新聞「時代の風」で次のように主張していた。
(前略)
日本で亡くなった方は1000人未満と、インフルエンザの年間3000人超に比べても少ない。
(中略)
これまでの経験で、入国時の検査などの水際対策と、感染発生時のクラスター(感染者集団)対策の
有効性は明らかになった。
新規感染者ゼロではなく医療崩壊防止を絶対目標に、集客交流や教育活動は再開しよう。学園祭や
修学旅行などの人生一度の体験を、学生から奪うべきではない。
「インフルエンザは怖くないのに新型コロナは怖い」という感情こそ、インフォデミックの症候なのだ。