重心の高いコンバインで「斜面ターンは厳禁」は常識にも関わらず、安易に斜面で入ったのが
大間違いだった。
旋回しようとしても斜面に真横になったまま方向転換出来なかったので、バックしようとして
ギヤがニュートラルに入り、急発進するかのように斜面を下り始めたのだった。
慌ててブレーキを踏んだが、踏み込み途中で梅の木に激突してしまった。
こんな初歩的なミスを犯す百姓は「他には居ない」と思われたが、念のためクボタの営業マンOさんに
事故の状況を現場で説明し、「他山の石」として注意喚起して貰うことにした。
(畑は左側に有る)
なお、コンバインの刈取り部前部が衝突の際に少し曲がってしまったが、そこをどう修理するかでOさんと
意見が分かれた。
該当部分の全部取り換えだと大きな負担となりそうなので、「何とか修理で凌ぎたい」と主張した。
多少見映えが悪くとも機能を果たしてくれれば「それで十分」と考えた。