麻生太郎自民党副総裁が安倍元総理の国葬実施で「理屈じゃねえんだよ」
と岸田首相に圧をかけたとのこと。
男女の「惚れた腫れた」は理屈ではないが、高額な公費の支出を伴う国葬
に理屈が必要であることは言うまでも無い。
岸田総理が国葬実施理由として最初に掲げた「憲政史上最長在位」は理屈に
なっていない。
その 功績は在位期間ではなく「実績」で評価すべきものである。
目玉としたアベノミクスは単に株価を釣り上げただけのハリボテ経済政策で、
現在の物価高の元凶となった円安を招いてしまっている。
一方で民主主義の根幹である国会を軽視し、「モリカケ桜」のような権力の
私物化もみられ、更には旧統一協会との「深い関係」も明るみに出て、とても
国葬に値するような実績が有るとは到底思えない。
岸田総理の国会での釈明も麻生さんが代行し、野党の質問に対しては「理屈
じゃねえんだよ」と答弁させた方が国民には分かり易かったのではないか。
納得するかどうかは別として、少なくとも「事の本質」は見えたのではないか。

強い雨の中での枝豆収穫、そして早朝の脱莢作業。
それに要する時間や労力と売上高を秤にかけたら「寝ていた方がいい」となる
かもしれない。
しかし、予約注文してくれるお客様を思えば「百姓の心意気」を示さなければ
ならない。
これだって「理屈じゃねえんだよ」ね、麻生さん。