安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
昨日、誤って早朝の草刈り時に夜露を浴びたウルシから飛び散った液を汗で濡れたシャツに
受け止めてしまった。
しかし、草刈りに夢中になり、そのまま放置したのが良くなかった。
家に戻ってから全部着替えたのだったが、手遅れで三時間ぐらい経過したら、ウルシの毒が
身体中に回ってしまいソチコチで皮膚の下がヒリヒリし始めた。
そして、午後になったら身体中が痒くなり、夕方には左腕と左上半身に蕁麻疹のような発疹が
出て来た。
(マルチの畑に2~3センチほどのインゲンが芽を出した)
「掻けば掻くほど痒くなる」ので我慢して触れ無いようにしたが、就寝中に無意識で搔いてしまう
のが心配だった。
痒み止めを塗布し「絶対搔かないように」と自分に暗示をかけて眠りに就いた。
命に別状はないものの無残な姿となった全身と猛烈な痒みに耐えながら、ケアレスミスが招いた
愚かさを嘆いている。
豆畑の防鳥ネットが外れ、中耕ディスクが本格的に活動する時季を迎えた。
今日は市野々の畑全部の除草を3時間足らずで片付けた。
誇張無しに従来の管理機に比較し10倍以上の時間短縮となっているが、それだけでなく
冷房完備のトクラター作業となり「炎天下」が苦にならなくなった。
中耕ディスクは「労働条件の向上」にも大いに貢献してくれている。
市野々の作業を終え後山に向かった午後5時過ぎ、達古袋との境界付近で道路を渡ろうと
している熊と10mぐらいの至近距離で遭遇した。
首の下の白い模様がハッキリと見えたツキノワグマの成獣だったが、トラクターのエンジン音
に驚き後戻りして逃げ去った。
作付けている小麦の品種は全てナンブコムギ。
多くの収量は期待できないが中力粉として「人気のある品種」となっている。
先日の指導会で刈取り適期は「七月に入ってから」との予測だった。
成熟が進んでいる大圃場の小麦でもそんな評価だったので、我が家の収穫適期は七月五日頃に
なりそうだ。
畑の置かれている環境で「収穫適期に差がある」のが実情だが、それでも乾燥調製をJAに依頼
する関係で一日或いは二日で一気に刈り取らねばならない。
しかも刈取り後は二毛作の大豆の播種を予定している。
それも出来れば「七月十日まで」に済ませたい。
そんなスケジュールは天候によってかなり変動する可能性がある。
梅雨空を見上げながら収穫適期を日々確認しなければならない。
今日は、地動説を唱え異端児扱いされ不遇の死を遂げたガリレオガリレイが亡くなった日。
正論を述べたにもかかわらず周囲から認められなかったのは本人の「世渡り下手」も影響して
いたらしい。
就農時に「地域のガリレオガリレイを目指す」と宣言し、四囲がオール与党の中「一人野党」の
自分にとってガリレオの人生は決して他人事とは思えない。
TV各局に頻繁に出演している田崎史郎氏(政治評論家)のコメントを聞き、あまりにも「政権寄りの発言」を
繰り返すのに以前から興ざめ気味だった。
最近になってその傾向が特に顕著になって来て、同席している他の出演者も戸惑いを隠せないようだ。
「TV局では何故こんな人を出演させるの?」と妻が嘆いていたが、私が思うには官邸がTV各局に「田崎を使え」
と指示しているか或いは「TV局トップの安倍総理に対する忖度」と受け止めている。
安倍政権が実績以上に高い支持率を維持している背景には「官邸のマスコミ対策が功を奏しているため」と見て
いるが本件もその一環と思われる。
(ネットの写真を借用)
念のためネットで「田崎史郎」を検索してみたら、同じ受け止め方をしている視聴者が少なくない事を知り少し
安心した。
「安倍政権の代弁者」、「安倍の犬」、「御用ジャーナリスト大賞第一位」「安倍の提灯持ち」等々の批判が
目白押しだった。
安倍政権が終焉を迎えると同時に、この評論家もマスコミの表舞台から消え去るものと思われる。