スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

山菜の天ぷら

2006-05-06 | 和食/主菜
山形は兄弟の多い母の実家なので、親戚がたくさんいます。
このG.W.で親戚周りをして、旨いものを随分と堪能させてもらいました。

とは言っても、田舎の家庭では普通の光景で、特に珍しいことはないのですが、東京ではなかなか食べられないもの。
摘み立ての山菜なんて、もう絶品。

でも、今年はまだ雪が残っていて、山菜もまだまだ生えてきていないんですって。その中でも食べられそうなものを摘んで料理してもらいました。


こしあぶら。


お浸しで食べると、ちょっとクセがあってほろ苦い感じがあるのですが、天ぷらにすると上品な香りが鼻に抜ける、山菜の中ではかなり好きなものです。とーっても美味しいの、大好き。


たらの芽。


これは誰しも一度は食べたことがあるかもしれない、ポピュラーな山菜でしょうね。食感が良くって、食べやすい。


うこぎ。


うこぎは、全国にあるのかしら?!これ、田舎の庭先に大量にあるので、プチプチ摘んですぐ食べられるの。美味しいし、栄養価も高いのです。
お浸しや天ぷら、胡麻和えなど何でも合います。

すごく強い木なので、放っておいてもグングン大きくなる優れもの。増やすのも簡単らしいので、ちょっとベランダで育ててみようと小さい枝を持って帰ってきました。
新芽を食べるので、食べられるのは来年になるけど、あたしに育てられるかどうかが不安。観葉植物だってみるみる枯れていくのに。ははは。


山形は桜が満開。今年は、石垣島、東京、山形と桜を3回も見ちゃったわ。得した気分。

滞在中に美味しい郷土料理(と言えるほどでもない家庭料理)をたくさん作ってもらったので、まだまだ紹介したいと思います。


クーブイリチー

2006-05-02 | 和食/副菜


昆布の炒め煮、です。
ちょっと沖縄風なので、イリチーとか言ってみました。

母はあまり料理に砂糖を使わない人で、煮物にも砂糖を入れることはありませんでした。それに倣って、結婚当初は煮物も砂糖を入れないようにしてましたが、最近はちょっと甘めの煮物が大好き。
で、沖縄に行ったときも石垣島に行ったときも思ったのですが、あっちの方はかなり甘めの味付けが多い。
味醂なのか砂糖なのは分かりませんが、醤油味よりも甘み成分が強いのです。

ということで、これも醤油少なめみりん多め、おまけに柔らかめに煮てみました。

だし汁、泡盛、みりん、砂糖、醤油、塩少々。
昆布はだしがらを使用。それに豚肉と切り干し大根を加えて。なんか、それっぽい味になってくれたので、美味しく食べられました。泡盛にもピッタリ、フフフフ。
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今夜出発して、3日間田舎(山形)へ帰ります。
たぶん、親戚巡りで終わってしまいそう。主人は初めて山形に行くので楽しみのようです。
夏だったら畑に行って、トマトやらナスやらもいで食べられるけど、今年は雪がやっと溶けたとかで、まだまだ何も出来ていないんですって。楽しみ半減、とほほ。

おまけに、車で行くので運転疲れそだし、息子も長時間のドライブに耐えられるかどうかが心配。ブツブツ。
どうか渋滞にはまりませんように(って無理?)。

iBookを持っていきますが、ネットに繋げるかどうかは分かりませんので、お返事遅れると思います。更新も暫くお休みとなります、ごめんなさい~。
みなさんも、良いGWをお過ごしくださいませ。


伊勢廣

2006-05-02 | 外食


京橋の伊勢廣に行きました。お目当てはランチの焼き鳥丼。
ビールを1本注文してから気づく。あ、エビスの小瓶もあったんだった。うぅ、後悔しつつもこれで我慢。



鶏スープ。コクがあって美味しい。鶏の質が良いモノだと実感します。ちょっと油と塩がきついけどね。

そして、5本丼、どどーん。



これで1800円也。美味しさを考えると、妥当な値段設定。お店の雰囲気も老舗らしく良い感じだし、気持ちよく食事が出来ます。



物足りないくらいクセの無いレバーや、レアに焼かれたささみ。



もも肉などなどが乗っております。



一番好きなのは、ネギ巻きだったりします。鴨と葱も良いけど、鶏肉と葱も相性バッチリで大好き。

ただ、ところどころ炭の香りが強くつきすぎているのが、個人的にはちょっと。数時間経っても、胃の中が炭のニオイで充満している感じ。焼き鳥は炭で、とは思いますが、落ちた油で煙がじゅわ~っと。これがあの美味しいお肉にかかるのが勿体ないと思っていまうのよねぇ...。
それくらい、鶏肉が美味しい。このお肉でも栗田ゆう子のおばーちゃんのボケが治るわね、きっと。


タコのトマト煮込み

2006-05-01 | イタリアン


<材料> 2人分

・茹でたタコの足.....2本
・ジャガ芋.....2個
・玉ねぎ.....1/2個
・ニンニク.....1/2個
・ホールトマト.....200グラム
・ブイヨン.....1カップ
・塩、コショウ.....適宜
・イタリアンパセリ.....適宜
・オリーブオイル.....大さじ2

<作り方>

1.タコは食べやすい大きさに切る。

2.ジャガ芋は皮を剥く。

3.玉ねぎとニンニクはみじん切り。
 鍋で炒める。

4.ホールトマトとブイヨンを入れ、蓋をして
 タコをコトコト煮込む。

5.ジャガ芋を加え、塩、コショウをして煮る。

6.ジャガ芋が柔らかくなったら、塩、コショウで味を調える。

7.皿に盛ってパセリを散らす。


柔らかいタコがとーっても美味しいのと、タコの味がしみ込んだジャガ芋がまた絶品。ワインにもバッチリです。

こちらは、ズッキーニとドライトマトのグラタン。



ズッキーニ、ドライトマト、ペンネ、鶏肉が入っております。主人が「今日のは旨いなぁ、あとバケツ1杯は食える。」とか言いながら食べておりました。そこで、
「今日はすっごい丁寧にソースを作ったからね。」
と言ったら、「毎回丁寧に作ってよ。」って、ごもっともでございますすいません。