スバラ式生活


まゆみ(酒匠・料理家・日本酒ライター)

レシピブログ → 居酒屋歳時記に変更 呑んだくれブログです。

水餃子

2006-05-11 | 中華


久しぶりに餃子が食べたいッ!と言ったら、主人が作ってくれました。
餃子、カレー、うどんは主人の担当(というか、進んで作りたがる)。

我が家は、餃子=水餃子。
水餃子が余ったら焼いて食べよう、と言っているのにいつも全部食べ切っちゃうの。一人何十個食べているかは聞かないで。

あたしも包むのを手伝ったら、中身入れすぎちゃいました。皮とのバランス悪いって注意されるんですけど、ついついね、ほほ。



グラグラお湯を沸かして、茹でながら食べました。茹でながら食べて、食べながら茹でて、エンドレス。ビールビール餃子ビールビールご飯餃子ビールご飯....あぁ、食べ過ぎだわ。

皮は、普段は強力粉を使うのですが、中途半端に余っていたうどん用の粉で。ツルツル感はさすが中力粉。でも、強力粉のようなモッチリ感は少ないかなぁ。
中身は、豚肉とキャベツ、椎茸、生姜、葱。

久しぶりに、たーーっぷり食べました。ふぅ。

そして、中身を詰めすぎて皮が余ってしまったので、次の日薄くのばし直してワンタンに。



海老ワンタンに、タレはこの時のものに白ごまとニンニクも加えました。
ワンタン、美味しいわ~。ツルツルっとした皮に海老のプリプリ感が、最高。

そして、知人のお父さんが趣味で作っているというアスパラとトマト、ついでにレモンを頂きました。すっごい美味しそう。材料が偶然揃ったのでレモンとトマトの炒め物を作りました。



トマトがすっごい甘くて美味しかった~。木で十分赤くなったものだから、旨味がたっぷり。レモンも加わって、甘みと酸味のバランスが絶妙。美味しくて安全な野菜って有り難いですねぇ。


生クリームパン

2006-05-10 | パン


きゃんでぃーさんから生クリームの食パンが美味しいと聞いたので作りたくてウズウズ。こちらのレシピがいいと教えてもらったので、分量はそのまま使わせてもらいました。
食パンとなっていますが、1次発酵までホームベーカリーにお任せして、成形してから焼き上げました。

これが、ミルクの香りと生クリームのコクでとーっても美味しいパンに。日持ちはしそうにありませんが、あっという間に食べ切っちゃうから問題なし。ほほ。




これは、コーンを入れて焼いたもの。特に変わったことはしていませんが、コーンの甘さが際だつ美味しさ。そういえば、昔コーンが乗った総菜パンとか好きだったなぁ、とか思い出す。

ミルクハース、みたいなパン。


水分は牛乳と、中途半端に余っていた卵白を足してみました。焼きたてはミルクの香りがふんわりとして、フワフワな焼き上がりの上に、卵白を入れたからかコクもあってすっっごい美味しい!でも1晩置いたら、どっしりした感じのパンに。牛乳のせい?
とは言え家族に好評だったので、また作っちゃうかも!

こちらは普通のチーズパン。


中にクリームチーズを入れて焼いただけです。

ブリオッシュ。のつもり。


卵とバターがたっっっっぷりのブリオッシュ。あぁ、やっぱりこういうリッチな生地は美味しい、けど危険、うぅ。

息子は、フランスパンか食パンを好んで食べ、しかもミミの部分から食べ始めるという変わったヤツ。フランスパンもクラムより、パリパリしている皮が好きなんですって。
バターロールとかあまり食べないのに、このブリオッシュは気に入ったみたい。甘いからかな。
いくら気に入ったとはいえ、頻繁には作れないわね、うん。


冷や汁@米沢

2006-05-09 | 和食/主菜
米沢の郷土料理、冷や汁を紹介したときにレシピが欲しいと言われましたので、記載したいと思います。レシピっていうほどのものは無いのですが...。画像は、親戚が作った方が明らかに美味しそうなので、そちらをご覧ください、ははははは。



<材料> 2~3人分

・凍み豆腐.....1/2丁
・干し椎茸.....3個
・人参.....1/2本
・ほうれん草.....1束
・干し貝柱.....6個

<和え汁>

・だし汁(戻し汁).....2カップ
・酒.....小さじ1
・みりん.....小さじ1
・醤油.....大さじ1
・塩.....少々

<作り方>

1.凍み豆腐は自然解凍して水気を絞る。
 干し椎茸は水で戻す。
 干し貝柱も水に漬けて柔らかくする。

2.ほうれん草は茹でて食べやすい大きさに切る。
 人参も適当な大きさに切って、下茹でする。

3.和え汁を火にかけて、干し椎茸、貝柱、凍み豆腐を
 10分くらい煮る。

4.そのまま冷まし、ほうれん草と人参を加え和える。

5.味がなじんだら皿に盛る。


山形には、うまいたれという、ちょっと甘めのお醤油があります。なので、この冷や汁もダシとうまいたれだけで煮るのですが、ウチでは主人が甘い醤油は好みじゃないので常備しておりません。そこで、少しみりんを加えました。

だし汁はお好みで鰹だしにしたり、貝柱は干した物でも缶詰でも。ほうれん草の代わりに、小松菜や菜の花などその時の旬の物を使ってください。

凍み豆腐は、乾燥の高野豆腐で十分です。凍みコンニャクもあれば加えると美味しいですが、ご家庭にある材料を好きなように使ってくださいね。

食べるまで時間がある時や余った物を次の日食べる時は、汁気と具材を分けて冷蔵庫に保存した方が良いかと。野菜の色が悪くなるのと味がしみ込みすぎてしまうので。


さてさて、こちらは山形名物玉コンニャク。あたし、これ大好きなの。



胡麻入りコンニャクもあるのですが、どちらも美味しい。玉コンニャクって食感がくにゅくにゅ独特で、お醤油がしみ込んだところに辛子をちょっぴりつけると、もう止まらない美味しさ。

串に刺されたものを外で食べると、また格別。ここの公園で食べたのは4個刺し!大盤振る舞いね、わははははー。3本も食べちゃった。


フキノトウの茎

2006-05-08 | 和食/副菜


春の山菜でも、フキノトウは人気があるかもしれません。あたしも、あのほろ苦さが心地よくって大好き。フキノトウを細かく切ってみそ汁に浮かべたら、もう、それだけで満足です。

で、これはフキノトウの茎を炒め煮にしたもの。

所謂、顔を出したフキノトウがちょっと成長して花をさかせたもの。短い期間しかありません。
このフキノトウの花を持ち、葉と一緒に薄皮をぴゅーっと剥いて、炒め煮にします。柔らかくて香りも良く、フキより食べやすいです。


こちらはおかひじき。



ウチは、おかひじきだけをお浸しで食べていたけど、こうしてコゴミと一緒に食べても美味しいのねぇ~。これは、戻ってきてから早速真似しました。
おかひじきとコゴミを茹でただけです。食べるときに醤油をかけます。歯ごたえがよくってクセもなく美味しい。

三五八(さごはち)漬け。



もしかしたら、これは山形だけでなく福島辺りでも食べられているかもしれませんね。

山形では、特有の丸い小さいナスで漬けたりしますが、今年はまだ丸ナスの良い物が無いのと、畑でも成長していないので、市販のキュウリで漬けてくれました。それでも美味しい~~。

三五八(さごはち)という名前の通り、塩3、米麹5、米8の割合で漬けるらしいですが、それじゃちょっと塩辛いので各家庭によって割合は変わります。この家では、砂糖も少し加えたみたいです。

こうして、毎日美味しいものを食べさせて貰って、息子も子供達同士で遊んで、なんとも楽をした3日間でした。
東京戻ってきて、いやー、家事の面倒なこと面倒なこと。はははは。ずーっとG.W.だったらいいのにねぇ。


牛刺しと冷や汁

2006-05-07 | 和食/主菜


山形といえば、米沢牛。
母の実家の近所には、肉の卸しがあります。ここの肉が絶品。石垣牛も美味しいとは思ったけど、ここの牛刺しはそれに匹敵します。値段を考えるとこちらに軍配があがるかも...。
卸しというのがポイント。肉屋で買うのとは質が全然違う。輸送や保存方法が良くなったとはいえ、ここの保存状態をそのまま守っているお店は、まず無いでしょう。

おまけに卸しなので値段も激安ッ!こんなに安くていいの?ってくらい。

この美味しそうな牛刺し、凄いでしょう?好みとしては、もうちょっとサシが少ない方がいいけど、脂の融点は低いので口に入れた瞬間溶け、噛むと赤身の旨味が口に広がるのです。もー、あまりの美味しさに主人とあたしであっという間に食べきってしまいました。
牛肉って独特の香りがあるからあまり食べないんですが、こういう肉なら毎日でも食べたい!と言うことで、連日ご馳走になってきました。ニンマリ。


こちらは米沢の郷土料理、冷や汁。



宮崎にも冷や汁ってありますが、あれとは違います。
夏に限らず、お客様が来たときやお祝い事があるときなんかに作ります。汁物じゃないのに、どうして冷や汁っていうのしら...。

凍み豆腐、貝柱、干し椎茸などと季節の野菜を出汁で煮て味付けをし、そのまま冷ましたら出来上がり。これがね、すっごい美味しいのよー。大好き!

主人も美味しい美味しいと喜んでいたので、ウチでもたまに作ろうかと思いました。