簾 満月「バスの助手席」

歩き旅や鉄道旅行のこと
そして遊び、生活のこと
見たまま、聞いたまま、
食べたまま、書いてます。

猿ヶ京温泉 (JR全線乗潰しの旅)

2015-07-20 | Weblog
 猿ヶ京温泉は、新幹線なら上毛高原駅が最寄り駅となりバスで30分ほど、上越
線の後閑駅からバスなら40分ほどのところにある。



 赤谷湖に沈んだ旧湯治場を高台に移し、新たに名を変えた温泉地で、湖のほと
りにはホテルや旅館、温泉民宿など40軒ほどの施設が存在する。
 手白猿の開湯伝説、あるいは当地に遠征した上杉謙信の見た夢が、その名の
由来などと言われる温泉地だ。



 50度を超す源泉は無色透明な硫酸塩泉で、入浴すれば高血圧、リウマチ性疾患、
痛風、創傷などに効能があり、飲用すれば慢性便秘、胆石症、慢性消化器病などに
薬効があるとされている。



 温泉街の中心地から少し外れたところに、日帰り入浴のできる「まんてん星の湯」
がある。里の湯、七夕の湯と呼ばれる二つの温泉浴場があり、露天風呂では目の
前の赤谷湖の自然を満喫しながらの入浴が楽しめる。
またここでは農業体験や里歩き、カヤックなどの体験も出来、食事処やBBQガー
デンも併設されているのでゆっくりと時間を掛けて過ごすことが出来る施設となって
いる。



 温泉地の中心をなす赤谷湖からは、天気が良ければ谷川岳の雄大な姿を望む
ことが出来る。湖ではヤマメやワカサギなどの釣り、カヤックやボート遊びなどが
楽しめ、また湖畔には遊歩道も整備されている。



 観光客は4月から5月にかけた新緑の芽吹くシーズンと、紅葉が期待できる10月
が多いらしく、そのことは温泉を取り巻く自然環境を体験すると「なるほど・・・」
と納得できほど自然に恵まれた温泉地だ。(続)






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