十二湖駅の狭い改札口やホームに人が溢れていた。
車窓からの絶景区間だけ列車に乗るため、団体客を乗せた何台もの大型
バスが駅前に横付けしたからだ。

五能線の駅では、度々お目にかかる光景だ。
彼らは良いとこ取りで、何駅かの絶景区間を列車で楽しんで行く。
もうすでにアルコールの入った人も多く、景色はそっちのけで、凄まじい
ほどに賑やかなお喋りに花が咲く。
そして、いくつかの駅をやり過ごし、慌ただしく列車を降り、再び迎えの
バスに乗り込んで行く。
こうして一頻賑わった車内は、再び平穏な静けさを取り戻す。

12時05分発の深浦行きに乗る。
これを逃すと普通列車は、17時過ぎまで一本も無い。
この間に走る列車は、快速の季節列車、「リゾートしらかみ号」だけだ。

陸奥岩崎から陸奥沢辺あたりまでは、車内で潮の香を嗅ぎ取れるほど、
海岸線に近付いて行く。目の下すぐに見える海の色は何処までも碧い。

海中に林立した奇岩怪石に打ち砕ける波も穏やかで、控え目に白波を
立てている。
空は透き通るように青く、所々に千切った綿のような雲が浮かんでいる。
遠くに見える、白神山系の崩落跡が生々しい。
窓越しに見る景色は、見飽きることを知らない。
何処を切り取っても一幅の画を見るようで本当に美しい。

列車が少し海から離れると、周りが突然開け、欧風の建物群が目に飛び
込んでくる。ここは人気のリゾート地、ウェスパ椿山だ。
地元の名物を味わえるレストランや、ガラス細工の店、物産館などが有り、
遊んで泊まれる施設が揃っている。
さすがに人気の観光地だけ有って、乗降する人が多い。

次の艫作(へなし)には12時24分に到着する。
どこかの作業現場のような造りの、小さな無人駅で列車を降りる。
この先には、楽しみな至福の湯が待っている。(続)
にほんブログ村
車窓からの絶景区間だけ列車に乗るため、団体客を乗せた何台もの大型
バスが駅前に横付けしたからだ。

五能線の駅では、度々お目にかかる光景だ。
彼らは良いとこ取りで、何駅かの絶景区間を列車で楽しんで行く。
もうすでにアルコールの入った人も多く、景色はそっちのけで、凄まじい
ほどに賑やかなお喋りに花が咲く。
そして、いくつかの駅をやり過ごし、慌ただしく列車を降り、再び迎えの
バスに乗り込んで行く。
こうして一頻賑わった車内は、再び平穏な静けさを取り戻す。

12時05分発の深浦行きに乗る。
これを逃すと普通列車は、17時過ぎまで一本も無い。
この間に走る列車は、快速の季節列車、「リゾートしらかみ号」だけだ。

陸奥岩崎から陸奥沢辺あたりまでは、車内で潮の香を嗅ぎ取れるほど、
海岸線に近付いて行く。目の下すぐに見える海の色は何処までも碧い。

海中に林立した奇岩怪石に打ち砕ける波も穏やかで、控え目に白波を
立てている。
空は透き通るように青く、所々に千切った綿のような雲が浮かんでいる。
遠くに見える、白神山系の崩落跡が生々しい。
窓越しに見る景色は、見飽きることを知らない。
何処を切り取っても一幅の画を見るようで本当に美しい。

列車が少し海から離れると、周りが突然開け、欧風の建物群が目に飛び
込んでくる。ここは人気のリゾート地、ウェスパ椿山だ。
地元の名物を味わえるレストランや、ガラス細工の店、物産館などが有り、
遊んで泊まれる施設が揃っている。
さすがに人気の観光地だけ有って、乗降する人が多い。

次の艫作(へなし)には12時24分に到着する。
どこかの作業現場のような造りの、小さな無人駅で列車を降りる。
この先には、楽しみな至福の湯が待っている。(続)


※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます