まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

京都 審査編

2010-05-10 | 弓道
出番は2時頃。控えの席に入ってから待つこと40分。
ちょうど出番前に、審査員の先生方の休憩に入った。
先生方は休憩だが、待っているほうは緊張の続き。
わたしは、おう前なのでみんなの先頭に入場しなくてはならない。

誰もいない道場へ先頭になって入場するのは注目度抜群。
ここで、薬師丸ひろこを思い出す。あぁ快感。
あれは機関銃をぶっ放すのだった。
弓を引いても、ああ快感が体験できるとよいのだが。

本座で着物にたすきをかける姿は、誰かに似て華麗だったに違いない。
ここまでは良かった。

会の長さと甲矢(1本目)が中たらなかったこと以外は問題ないように思う。
本当は、それが大問題だが。
乙矢は、やけくそで的中。よくあるパターンだ。
反省といえば、審査員の先生方に対して謙虚でありすぎた。
もっと、ふてぶてしい性格なら良いだろうに、ナイーブさと育ちが射に出てしまう。

かくして、早々に審査から開放された。
この日、みやこめっせで受審した七段の方170名余のうちの合格は2名だった。
教士を含めると、約1000名ほどが集っていたのだ。
合格者は2~3%ほどか。今回も選ばれし人にはなれなかった。

この後、またまた飲酒の義となる。

京 飲酒の義

2010-05-10 | 弓道
やっと見つけた怪しげな店。
ちょうちんに「ちりとり鍋」と、書いてあり、入り口の扉はビニール。
看板にちりとり鍋、もつ・・、前日バーベキューをしたので、焼肉はきついなあと思いつつも、街を彷徨って7時になってしまったし、無計画でばったり出会う楽しみもいいかなあと思う。
通りすがりの隣の花屋のお姉さんに聞く。
「美味しいですよ。もつや豚肉とキャベツやもやしがたくさん入って」
その一言で、決定。
店の隣の人の意見は貴重だ。
中は、天井むき出しで、いろいろなパイプがもろ見えだ。
壁はベニヤ板を貼ってあり、工事現場の飯場みたいである。
(とはいえ、飯場の経験はないが)
すでに客が8人ほど入っている。
従業員の元気がいい。愛想もいい。
案外こういう店は、味で勝負かも。

ちりとりのような鉄板に、盛りだくさんの野菜。
その後、生レバーも美味しかった。
ちぢみにとろけるチーズがのっているのも美味しかった。

そして、ビールもしっかり飲んで、ひとり3千円。
安かった。
店の美しさより、人が入っているかいないかのほうが選ぶポイントになる。

そこから、宿まで遠かったが歩いて、しっかり汗をかいた。

寝る前に気になったのが、「マッコリ」という酒のことだ。
にっこり、まっこりと、書いてあった。
支払いのときに、乳酸入りと書いてあるのを横目で見ながら、
自分の名に似ているので、怪しいと判断してしまったことを後悔した。

酒を気にするより、明日の審査を気にしなさい。
と、主人に言われそうなので黙っていた。

問題は明日だ。