沖縄戦記
2015-07-06 | 読書
友達のお父さんの書いた「沖縄戦記」という小冊子を読んだ。14ページのものだが、沖縄での体験が綴られていて、重く辛い想いが伝わってくる。
わたしの父も志願して特攻隊へ入って、戦争経験を綴っていた。父は特攻基地にいて終戦を迎えた。
一方Kさんは、衛生兵として実際負傷した兵隊を看た。洞窟の野戦病院にいたのだが、穴を塞がれて、また違う洞窟へ移動したり、おびただしい死体をみたりと、大変な経験をされている。Kさんは何年か前になくなり、父も病院での生活。
戦争の語り部はいなくなる。憲法九条は危うい状態に立たされる。
新聞では、いつも憲法九条に対しての記事が載っている。じわじわとみんながとんでもない方向へ動いているような気がする。