映画大好きだったはずなのに何を観てもおもしろくない。テレビドラマを観ても「面白かったねえ」と、いう相手がいないと面白くない。それでも、頭の中のどこかをしびれさせるか、ぐたぐたに疲れないと眠れない。借りてきたDVD「神様はバリにいる」が残念な結果でがっかり。
先日高校の友達と恩師の4人で飲んで楽しかった。その時に「天皇の料理番」が面白かったことと、最後の2回は涙ぽろぽろで、感動の物語だったことを言い合えて嬉しかった。なんでもないTV番組の話が嬉しい。また、友達と食事も嬉しい。生牡蠣が旨かった。冬瓜が旨かった。一緒に食べて、飲んで、何でもない話ができるのは同級生のありがたさだと思う。
その飲み会で「加賀市民映画祭」の話となった。活動弁士による映画が来る。時代的には古く私たちが生まれる前の映画なので、どうだろうか。無声映画の良さが分かるといいなあと思う。
さて、「神様・・」を返して「ミュージック・オブ・ハート」を借りてきた。メリルストリープ主演の映画は、どれもはずれがないので信じて借りた。良かった。実話をもとに作ったというのだが、子供たちにバイオリンを教えるという、よくある音楽とスラム街の子供達とかいう話だが、実はこの手の話にわたしは弱い。そして、演奏シーンもすごく感動的だ。メリル・ストリープもバイオリンを弾いている。絶対に弾いていると思う。
あぁ、良かった。良い映画を観るとほっとする。これで安心して眠れる。