長い推理間連れ添って、結構お互いを知っているつもりでいたが、へぇーーと思うことがある。殿の蔵書でミステリーは少ない。その中で見つけた「天使のナイフ」藥丸岳を、見つけて読み始めたら面白くて、もう1冊探したら「虚夢」というのもあった。一挙に読んでしまった。
少年犯罪や、精神障碍者の犯罪を扱っている。被害者の心中と加害者とその家族の悩みを描いていて釘付けになる。処罰されなかった犯人に遺族はどう向き合うのか
それがきっかけで、図書館へ行くと「刑事のまなざし」が、あった。そういえば、これはTVドラマでやっていたのを思い出した。椎名桔平が主人公だった。
さて、「刑事のまなざし」を、返しに行き、またまた図書館で「Aではない君と」を、借りてきた。年末は道場もお休みなので、夜長を愉しむとするか。しかし、どれも重いミステリーだ。軽いミステリーはないが。