怒涛のような1年を過ごした。友達は、出会いは人を豊かにするが、別れは人生を深くする。と、言った。沈むと深いところから光が見えてくる。今まで浅瀬でぱちゃぱちゃしていたようだ。
娘に、深くなりすぎて沈んだわというと、沈んだらそのうち浮くよ。と、言った。今度は浮いて流されないようにしなくては。娘たちは今年成長したといった。わたしは、自立を強いられた。
昨日と今日、お悔やみが続いた。今日は先輩のお母さん93歳だった。いくつならいいということはない。いくつであっても別れは悲しい。
今日の新聞に「悲しいときは、黙って悲しむ。言葉にならないものが、いつも胸にある。言葉にできない感情は、じっと抱いてゆく、魂を温めるように。その姿勢のままに、言葉をたもつ。」と、あった。