まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

大日山下山

2018-10-17 | 山歩き

頂上で白山に向かって、ラーメンとおにぎりを食べ人心地ついた。残念ながら白山は雲に隠れて見えなかった。

下りる道は、小大日、加賀甲、越前甲と、わたしたちが登ってきた小松新保登山道であるが、小松の方だけが笹藪に覆われている。帰りは、カタクリ小屋まで戻らずに、その手前の「自然観察道」を、下ることにした。脚が疲れているから沢にはまる危険性があるからだ。誰がはまるのだ(汗)とにかく、標識の所から下りる。

大日山の頂上を見納めて下る。紅葉が始まっている山は秋の気配であるが、わたしたちは汗をかいている。

さて、この「自然観察道」は長い。沢を4ヶ所渡渉して登った方は、急坂だったので時間が短いが危険度も高い。こちらは、だらだら下るのだが、下りながらも登る箇所が何度もあって、登っているのだか、下っているのだか分からなくなる。完全下りバージョンにならないので、えっーまた登るのかと思ったりする。沢を迂回して下るのだからそうなるのだろうが、ひとりだとこの道は怖い。熊が木の皮をめくっている個所もあるし。マムシにも遭った。藪の方へスルスルと逃げて行ったのでほっとする。真砂からの道を通った友達は、10月末に登山道にマムシが4匹も5匹もいたので、二度と登りたくないと言っていたっけ。

こちらは、渡渉箇所は1か所。この巾ならわたしも大丈夫だが、石に苔が生えているので気を付けなくては。Yさんの足取りを辿って渡る。

 長いが歩きやすい登山道をじわじわ下りて、ついに完全下りバージョンの階段が延々と続いて、ようやく木地小屋登山口に到着。木地小屋という名前だが、小屋はもうない。14時45分。

その後、新しく福井へつながる道を車で少し走る。何年もかかってやっと出来たのだそうだ。小松へ行く途中は狭い道路で、すれ違いの車が来たら通れない。すれ違える場所で待っていなくてはならない。当然ながら、山へ行くには山奥に入らなくてはならないので、良い道が登山口まで続いているとラッキーである。

本日は、転ばずに無事下山出来て同行してくれた山おじさんと、Yさんに感謝である。

家へ帰ったら頭がくらくらするほど疲れていた。お陰でよく眠れた。何通かのメールをもうろうとして見た。もうすぐ全国遠的大会だ。