まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

バンザイ山椒

2020-01-22 | 暮らし

優勝おめでとう!!

お祝いに孫に持っていった。

バンザイ山椒 確かに山椒の辛さが効いているあられである。ネーミングって重要だ。つい手に取ってしまう。食べてみたくなる。

受け狙いで買いたくなる。人にあげたくなる。いいなあ。面白いなあ。

どんなものも、相手がいることが重要だ。ひとりではつまらない。受け取る人がいること。一緒に笑う人がいること。応援する楽しさ。

このところ毎日、仕事の帰りも休みの日も母のところに安否確認のために寄る。炎鵬、遠藤、輝と郷土力士の応援をして帰る。応援は自分も元気が出るねと、母が喜んでいるのを見て帰る。

しかし、大坂なおみを応援していたのに、ラケットを壊して蹴ったことを観て残念に思った。テニスではよくあることと聞くが、弓道をしていて道具に当たるなどはあり得ない。弓折れ矢つき・・という言葉はあるが、そういう気持ちになっても、弓と矢は身体の一部と思っている。いつも自分自身に対し冷静に反省する。激しい闘志が優勝を導くのがテニスなのだろうか。さしずめ、弓道は激しい闘志をむき出しにせず、平常心を求める。テニスは闘志をむき出しにしたものが勝つのだろうか。

メーカーは有名な選手にただでシューズやラケットを提供するので、選手は自分の懐が痛まないので壊すのだろうか。作った人はどう思うだろうか。ラケットは壊してもらったほうが売れるので嬉しいのだろうか。日本人なら道具は大切にするだろうと思ったが、どうもそうではないらしい。ゴルフのクラブをたたきつける。野球のバットをたたきつける。

今、体協はフェアプレイ宣言を多く広めようと努力している。暴力行為はご法度だ。それは人に対してだけではないと思う。一流選手が道具に対して暴力を振るうのを世界中の人が見ている。ただただ残念だった。

\(^o^)/ 万歳三唱の手は、正々堂々元気に上げたいものだ。

 

 

 

 

 

 


一人酒盛り

2020-01-22 | 料理

お正月のお酒が少々余っているのを思い出した。

桂枝雀や桂米朝の「一人酒盛り」という落語があった。宿替えした男に友達が手伝いにきて、男は友達に散々手伝わせて、ずっとひとりで酒を飲んでいるというあらすじ。

さて、明日は休みなので一人で飲もうと用意をした。婆さんとの食事を終えてから、冷蔵庫にある余りもので今度はつまみを用意する。

庭のハランを敷いて、右から、いぶりがっこにチーズを挟んだもの。これは普通のチーズがスモークチーズの味になる。

盃の中に大根おろしに甘酢をたらし、いくらを添える。トマトはアイコという名前。

干し柿にカマンベールチーズを挟んだもの。夕食の残りの焼豚に、ワサビーズを添える。お正月に刺身に添えてみて、みんなで盛り上がったワサビーズはその名の通りわさびの粒で面白い。当然ちょい辛い。

うーーーん。干し柿にチーズは、ワインに合うかも。

酒に関する落語は多い。

立川志の輔の「禁酒番屋」というのがある。近藤様が禁酒を言い渡された。近藤は酒屋の番頭に酒を届けて欲しいという。どうやって酒を持って番屋を通るかを考える。まず菓子屋からカステラを買ってきて、その箱の中に酒を入れてカステラと言って誤魔化そうとして向かう。進物用の水引のかかったカステラというが、しかし、持ち上げるときに「どっこいしょ」と、言ってしまう。中を改めるという時に「中は水カステラです」と、言うが結局番屋に飲まれてしまう。次は油徳利を持っていき、油だというが、また番屋に飲まれてしまう。「こくのある油じゃな」。

ついに、二升飲まれてしまい仕返しを考える。腹が立った番頭は小便を持っていく。「近藤様に松の肥やしを持ってきました」「御同役、極まりましたな」「今度はどうやら燗をして持ってきたな」「今度持ってくるときはあまり振らず持ってこい、泡立っております」

そうこうしているうちに、ちょっと下ネタになったが、ひとりで笑って飲み終える。

どうも、長生きしそうだなあ。