午前中は3年生のnanaのバスケットの試合を観に行ったが残念なことに大差で負けていて、おまけに可愛いnanaの手にあの重たいボールで突き指をしてしまって、彼女も応援ベンチに。
午後は予定がないので、昼ご飯を食べてから思いついて山頂でおやつを食べようと山の用意をし、家を1時頃に出た。ごはんを食べてすぐおやつの用意をするとはどれだけ食い意地が張っているのか。
駐車場に着くと車はいっぱいで、幸い帰る人がいて停めることができた。
今年初の山登りだ。一番登りやすい西ノ谷から登る。


何回も登っているのに、こんな岩だったっけ!と、なまった体を山に悟られないよう登る。下りてくる人々に挨拶しながら登る。舟見平の前で、水色のトレーニング姿の人が走ってわたしを追い抜いていった。すごく速い。岩を四つん這いに登って駆け出す感じ。
予定通り1時間で登り2時40分に頂上に着く。

あらら、見たことがない碑がある。「深田久弥も愛した・・」??どの本に書いてあったのだろう?まあ、久弥さんはすべての山を愛していたので、それでいいのだろう。

おやつのドーナツとコーヒーを食べる。
冬とは思えない暖かさだ。

白山の雪もそんなに積もっていないようだ。県内のスキー場には雪がない。
3時のおやつタイムを終えて下りようとすると、知り合いのSさんにばったり。
ふたりで西ノ谷から下りようとしたら、先ほどのトレランの人がまた登ってきた。わたしを追い越した後、違うコースから下りたのだろう。
驚くことに下山途中、また同じ人が登ってきた。わたしが一往復する間に、3往復したことになる。
3時50分に駐車場に到着。

駐車場でなぜかSさんからケーキを頂いた。ふたつ買ったうちのひとつ、直径10センチはありそうだ。ひとりでは食べきれないので実家の母と食べることにして、別所温泉に浸かって帰る。山の仕上げは温泉に限る。
予定のない休みの日は、下手すると婆さんと実家の母以外と会話がなかったりする。
そういうとき山へ行くと、会話をしなくても満足できる。登ることに集中するので、余分なことを考えないからかもしれない。
山と温泉とケーキと、嬉しい一日だった。