まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

特別定額給付金

2020-07-20 | 暮らし
新聞で、まだ給付金を受け取っていない世帯が相当いるという記事を見た。

実家の父が4月30日に亡くなり、ぎりぎりで父の分も貰えるという話を内輪でしていたので、弟がてっきり相続手続きと共に済ませたと思っていた。
ところが、母が「訳がわからん」と、言って大事そうに市からの封筒を差し出した。
中には、特別定額給付金の請求申請書があった。
父の名の横に世帯主とあるところに赤線が引かれ、母の名前の横に赤ボールペンで、世帯主と書かれていた。
通帳と健康保険証をコピーして、急いで投函。
3ヶ月で申請の終了である。危ない。
数日後、ATMへ連れて行って入金を確認し、マックのシェイクをふたりで食べた。
「たまに、こういうのもいいもんや」と、喜んだ母は、もう給付金の存在を忘れ、翌日「通帳のお金が増えている・・」と、難しい顔をしていた。
マックシェイクが悪かった。その前の記憶を無くしたようだ。
弟に事の顛末を伝えると
「増えていることに気づいたならいいやん・・」であった。
まあそだね。

しかし、一人暮しの老人や、近くに子供がいない老人は、給付金の申請をしていないかもしれない。どうか市の職員の方に気づいてもらえますよう。