まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

青のオーケストラから (同じ弦でも)

2023-08-07 | 弓道
NHK交響楽団とのコラボ。「青のオーケストラ」迫力の生演奏が、再放送されていた。何回聴いてもその響きは身体を浄化させる力がある。

Eテレでやっているアニメで、高校のオーケストラ部を舞台にした青春ストーリーとN饗とのコラボ。
このアニメには、主人公の青野一という天才的なヴァイオリニストを担当するN饗のヴァイオリニストが登場する。

軽騎兵序曲(スッペ)
カノン(パッヘルベル)
「四季」から「春」(ヴィバァルディ)
「カルメン」前奏曲(ビゼー)
交響曲第9番「新世界から」(ドヴォルザーク)
おなじみの曲を、TVのボリュームを大きめにして聴く。

とある理由でヴァイオリンを辞めている主人公青野が、高校のオーケストラ部の軽騎兵序曲を聴いて衝撃を受け、彼の止まっていた時間が動き出す。

さて、ヴァイオリンの4本の弦が奏でる音は、人の心を揺さぶり魅了する。
あの4本の弦を、弓を擦り付けて音を出すのだ。

ヴァイオリンは弦(げん)。弓は同じ弦と書くが「つる」。
弓と弦と名前は同じだが、その用途は全く違う。
1本の弦(つる)も満足に離せなくてビロロ~ンという鈍い弦音に、一体誰が心を寄せるだろう。
弓なんぞは自己満足でしかないのかもしれないと思ってしまう。
中たらない弓なんぞ弓道ではないとまで言われる。
その中たらない弓を、弓道人の多くが体験している。
そう、高的中者は一握りだ。
その他の多くの会員の会費で成り立っているというのに、厳しいお言葉。
それでも、めげすに弓を引き続けるって、これって一体・・・。

同じひくでも、弾くのはいいね。
なぞなぞ「引くのに足していくもの何だ?」
弓道の中たり。引いて足していく・・でも、どれだけ足しても積みあがらない。哀れだ。









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