休みの朝、久しぶりに晴れて、山行に決めた。姑に「富士写ケ岳へ行って来るわ。枯淵から登るし・・」と、言って出かけた。何かあってはいけないので、必ず姑に言うことにしている。
ガソリンのないことに気付いて、入れてから山に向かった。今まで、我谷登山道、大内登山道を登ったので、残るは枯淵登山道にしようと思った。先日から、友達と登る約束をしていたのに、雨に降られてダメになり、互いの日程調整が出来なくて諦めていたが、朝日に顔を照らされて、目覚めて飛び起きた。日ごろは血圧が低くて、梅雨から夏にかけてどんどん血圧が下がるので、朝にめっぽう弱いと思っているのに、こういう時は飛び起きるのである。
さて、我谷ダムを通り過ぎてトンネルを二つも越えて、いざ九谷ダムへ向かう。登り口は九谷ダムを渡ればすぐであることを調べ、パンフレットも見て、登り口は階段であることも調べ済み。
家を出てから時間が経っていたので「石川県九谷ダム管理棟」に、到着してトイレを借りた。 これは大切なこと。
さて、枯淵の登山道は九谷ダムを渡るとすぐというので行ったら、一瞬見失い通り過ぎた。草が生えていて見にくかったのである。
登り始めてびっくり、いきなり崩れていて道がない。少し先に階段らしきものが見えたので頑張る。
少し階段を登ると、今度は草?草!!!道がない。ここで撤退か。我谷で女性の二人連れが登ろうとしていたので、頑張れば頂上で会えるかもしれない。今から我谷へ戻って追いかけるか。どちらにしてもひとりだ。
見上げると虎ロープがあって、そこが道と分かる。少し分けると道があった。その道の狭さと、右側が崖なので、踏み外すと五彩湖を泳ぐ羽目になる。
それでも、日の当たるところだけに草が生えているので、しばらく行けば道は開けるだろうと信じて進む。おぉ、感動。これなら行けそう。でも、心細いので「みんながみんな英雄」を、歌いだした。「特別じゃない 英雄じゃない みんなの上には空がある・・・たまに晴れたらまるもうけ・・」
しかし、余の単独登山者は何を考えて登るのだろう。自分のペースで登れるのは良いが、人っ子ひとり会わないと心細いのである。そう考えながらも白山にむけ、1時間歩き続けてどのくらい行けるか、2時間休まずゆっくり歩けるかと、自分なりに計ってみたかった。
さて、この後、恐怖で撤退か、頑張るのか。
昨年、丹沢表尾根縦走で脱水症状になったとき、歩けなくなり救助されるのかななどとぼんやり考えたことがあります。水をたっぷり飲んで回復し、無事下山しましたが。そのときから保険のことを考え始めました。今検討している保険は登山届けが条件になっていますが、さてそれがない山はどうなるのかななどと考えると適当な保険がなかなか見つからず、少し悩んでいます。
私も昨日、山へ出かけていました。上越国境の平標山です。
登山口から山頂まで1000mほど登りますが、半分以上が階段ではないかと訝るような、筋トレのような山でした(笑)
ただし、お花は見事で、木ではムラサキヤシオ、ヤマツツジ、サラサドウダン、ハクサンシャクナゲが見頃。
草ではハクサンコザクラ、ハクサンイチゲ、ミヤマキンバイ、ハクサンチドリ、ヨツバシオガマ、カラマツソウ、ゴゼンタチバナなどが咲き誇っていました。
やはり、ハクサンの名前が付く草花は気になりますね。いずれ、私のブログにも書いていきますので、ご笑覧くださいませ。
それでは、お互い楽しくて安全な登山を続けていきましょう。
近くの低山、里山は登山届を出すところもありません。
それでも、事故は起きないとは限りませんね。
保険について、考える価値はありますね。
ベテランの人でも、ころんでろっ骨を折ったとか、
手をついて、手首の骨を折ったとか。
他人事ではありません。
貴重なご意見ありがとうございます。
「たいらっぴょうざん」と読むんでしたっけ?
花をたくさん見ることができると、足も軽くなりますね。
すぐ行ける山は低山ですから、花ももうなくて暑いだけです。
これからは、高山をみなさんは目指すのでしょうね。