まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

弓道談義

2019-05-06 | 弓道

堀川から四条室町まで歩いて30分ほどかかった。1年ぶりに会う、静岡、名古屋、埼玉の仲間たちは、個性豊かである。わたしは一番影が薄い気がする。

20年程前に、練士の審査で劇的な出会いがあり、20年の間に、みんな上手になって、教士七段まで到達している。わたしだけは、まだ錬士六段で足踏み状態だが、まだ先があるということでまあよいか。いつまでもチャレンジできることが楽しみでもある。

肝味の豆腐とホタルイカだが、歩いたせいかお腹がすきすぎて手がぶれた。

弓道談議に花が咲き、大会入賞のUちゃんの話を肴に笑い転げるやら、ビールはすすむは・・。

そういえば、大会の参加賞は風呂敷きだった。70周年を迎えて複雑な状態をみんなで話しながら、とにかく自分たちの目指すところを、行くしかないねということで終わった。

みんなと別れてタクシーを拾おうと思ったが、また歩いて戻った。帰りはすごく早く着いた気がした。

さて、風呂敷はソファーのカバーになっている。りっぱな風呂敷だ!!と、婆さんが拝んでいた。

翌日の審査では、余計な力が入らず束ったものの合格発表では番号はなかった。甲矢が向こう弦だったものねえ。自分でも、あちゃーと、思うところを、審査員は見逃すはずはない。「またまた出直してきます。」

急いで片付けて、今回はタクシーに乗って一番早い電車に飛び乗った。ICOCAで乗車したので、電車の中で特急券を買った。加賀温泉までと言ったのに、車掌は「福井までですね。」「えっつ!!」「この電車は、加賀温泉には停まりませんよ」あぁ、またやってしまった。

スマホで確認したとき、15時40分とあったのに、駅の改札にその一つ前が表示されていて、これに間に合うじゃん・・と、何も考えずに飛び乗ってしまった。

このように、人生も何も考えずに次々に進んで、ずっこけている気がしてならない。それでもまあ、何とかなるだろう。電車の中でじわじわと反省と悔しさで、自分には程遠い合格の道ではなかろうかと、鬱々と考えていた。

でも、それよりお腹がすいた。早く帰りたい。

かくして、京都日帰り、仕事、京都お泊り、審査、また明日仕事とタイトな毎日を過ごした。

 


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