会長のご挨拶の中で、石川国体を覚えている方・・と、「はい覚えています」と心の中で返事して、何人かの挙手に交じって手を上げた。
前の列で一緒に立ちを組んだkちゃんも手を上げていた。
選手だったから覚えているよね~と、心の中で思いながら、そうであったことを知られたくない気もした。
あまりに中らないからだ。
しかし、今日は加賀が当番なので、記録係としてずっと大会に張り付いていなくてはならなかった。
おかげで、国体選手の素晴らしい射を見ることができ、おまけに山中のD君の国体選手に引けをとらない決勝戦での闘いを目の当たりにした。
さて、素晴らしい大会のあと、全国レベル的な決勝戦の話をしながら帰路についたが、この後大変な渋滞に巻き込まれることになった。
手取川橋の架け替え工事などもあって、高速道路は徳光を過ぎると一車線になっていく。
そのせいでゆるゆると進んでいると思っていた。
幸い相乗りで、4人一緒にいたので1時間くらいは止まっていても話をしながら、気が紛れて、スマホでの情報を見たり、異変に対しておおらかだったが。美川の手前で乗用車とトラックが追突、別の場所でも追突事故があるとのこと。この状態だと救急の時動けないだろうと不安になる。
2時間近くなると、車の中はどんより暑く、不安がつのる。
K先輩はひとりで運転しているので車中は退屈だろうと電話してみた。
「どのへんにいますか?」
「あ~、もう家に帰ったわ」
「え~・・わたしらは渋滞に巻き込まれてますわ」
「下道(八号線)で帰ったし」で、あった。
さすがである。
帰りはお急ぎでなかったら国道を走ったほうが正解だ。
左を見ると、女性がてくてく歩いている。
ma「高速を歩いちゃいかんよね。」
x「暑いし、いらいらして喧嘩したんやろか」
mi「そうかも・・」
x「俺もかみさんと喧嘩して、車から降りられたことあるわ」
mi「腹立てて降りたん?」
x「そーや。俺、何にも悪くないのに・・」
ma&mi「それがいかんのやわ!」
mi「俺が悪くないという考えが一番いかん。」
ma「ごめん俺が悪かったといえば、即解決やと思うよ」
女性群は口々に言った。
そうやって時間をつぶしながらも、トイレの心配とか、2時間以上びくとも動かないのはしんどい。
これが真冬の大雪だったら怖いだろうね。
4時半に県武道館を出て、加賀市の武道館に到着したのは7時半過ぎていた。
橋の工法が珍しいらしく、よく追突するらしい。
翌日のニュースにも、新聞にも渋滞のことは全く書かれていなかった。
日常茶飯事なのか?
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます