娘宅に譲ったプレハブの中を処分すべく整理した。ごみとして殆ど美化センターへ捨てに行ったが、最後に爺さんが作った木彫りが残った。
婆さんは「全部捨てればいい・・」と、言ったが、どれも爺さんの手が残っている。
殿と沖縄へ新婚旅行へ行ったときに、弓引きの木彫りを買った。
爺さんは木彫りが趣味だったので、わたしたちの弓引きの木彫りを真似して彫った。
「すごーーい。」と、みんなが称賛したら更にバージョンアップを試みていたようだ。そのせいか4体ある。おまけに、3体は足元に犬がいる。
本物はどうだったのだろう。実は、本家本元がない。捨ててしまったのか。
爺さんは、納得がいくまで作ったのだろうか。
いつも木彫りをしているとご機嫌だった。どんどん増えるので、婆さんはひとつの作品にもっと時間をかけるようにと言っていた。
彫りあがると木の調達が大変だからだ。また、木屑を捨てるのも大変だった。
しかし、わたしたちから見ると爺さんの作品は、爺さんに似ていて愛嬌があり、形が出来ていくことがすごいと思った。
さて、今日はその4体で我が家の道場で大会撮影。
久しく弓道大会は開催されていないので、やりましょう。
まずは道場内で巻き藁稽古。

本来は3人立であるが、今日は個人戦ということで。
おや、2立目の選手が失をしました。

気を取り直して、2射目といきます。4立目の選手は犬を連れていません。
射が独特です。

誰を応援してよいか分かりません。
みんな弓が木にくっついていますのは気のせいでしょうか。

的側から特撮です。危険です。こちらに飛んできそうです。
白熱の闘いに誰が優勝してもおかしくありません。
試合は延々と続くのでありました。

休憩中も素引きを怠りません。疲れをしらない選手たちです。
犬を連れているので、「マタギ」かもしれません。
狩猟民族はタフです。
本日、この大会は無観客でした。
この選手たちにエールを。
爺さんと殿に天国までエールを!!

つい最近知りました。これならご自宅でもできそう。
飫肥藩は五万石ですが、城下町らしい町(大聖寺よりも)で行ってみたいと思っていました。
焼酎ー飫肥杉、四半的もあるそうです。飫肥杉は美味しかった。
いつもありがとうございます。
四半的という焼酎は優勝賞品にしたいですね。
我が家の的までの距離は27mで、正規の28mには少し足りませんが、なんとか引くことが出来ます。
しかし、ここでの稽古は筋トレ程度で、やはり仲間や先輩と一緒に道場で引くのとは違い、ばたばた引いてしまうので悪い癖がついてしまいます。
一時期、びくなどの癖がでるようになり、ずっと開かずの道場になっていました。