田舎育ちのわたしは、草も木も観えない景色に驚く。
しかし、窒息しないのか?この中で暮らすのは難しいな。
ストレスが溜まらないかなとは、都会の人には余計なお世話であろうね。
泊まったホテルは夢のようにきれいで、窓からの景色もうっとりだったが。
街の灯りがとてもきれいね~~ほにゃららら・・
お泊りしたホテル。インターコンチネンタル・・
日本語のホテルってないね。
「ホテルよこはま」とか「ホテルみなとみらい」とか。
ルートイン、ベイ、ロイヤルパーク・・
かろうじて草と木が。彼らこそ、この都会のアスファルトに埋め込まれてつらいのだよ。
国立大ホール。
お上りさんなわたしは、大きな口を開けて見上げていた。
人の力はすごいね。めまいがするね。
低血圧の人間は都会に住めないね。
血圧と関係なかろうが。
元町・中華街駅に降りて見上げると高く高くエスカレーターが続いている。
私たちはエレベーターで上がり、出たところが「アメリカ山公園」。
エレベーターのドアが開くといきなり公園に出るが、まるでビルの屋上のような気がした。狐につままれたような気がした。
そこから港の見える丘公園をめざして歩く。
目指すは「県立神奈川近代文学館」そこでも会いたい人がいる。
本をたくさん送ってくれたTさん。
しかし、アポは取っていない。
大佛次郎記念館の公園から横浜市イギリス館が見える。
イギリス館を横目で見て、大佛次郎記念館を通り後ろにまわると神奈川近代文学館へ行ける。
長い橋を渡り県立神奈川近代文学館。わくわく・・
受付で加賀市から来たことを述べ、Tさんにお会い出来たら・・と、申し込む。
いきなり来たことを詫び、少し寄贈本のことと、寄贈者の方の事を訊くと丁寧に応対していただき、特設展の「樋口一葉」の、本まで頂いてしまった。
ほんの15分ほどだったが、お会いできて良かった。
昼食は駅前で軽くサンドイッチとコーヒーですませる。
店の目の前に「ウチキパン」の看板が見え、思わず「消極的なパン屋かな」と、口にしてしまう。
内気なパン屋ではない。地図にも載っている立派なパン屋である。
ここから、東京駅まで戻り鎌倉、横浜の2日間の文学館視察の旅が終わった。
足が痛くなったのは反省である。
鎌倉はもう一度行きたいと思う。
帰ってすぐ、文学館館長と、Tさんにお礼のハガキを書いた。
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