まこの時間

毎日の生活の中の小さな癒しと、笑いを求めて。

今朝の新聞

2018-03-22 | 暮らし

久しぶりにゆっくり朝食をとり新聞を読んだ。昨日の関東の大雪のことはどこにも載っていない。第一面は「コッカイオンドク 金沢で全国コンテスト」と、いう見出しで「全国コッカイオンドク!コンテスト」なるものが行われたことがトップ記事だった。もちろん内容は、森友学園や加計学園を巡るやりとりだ。国会も笑タイムになってしまったのか。いや、このことで国会から目を離せなくなる人もいるだろう。

どうしようもない国会に対して、何か出来る訳ではないのだが、ここでどんな形でも行動を起こす人たちを笑ってはいけない。このことで、今以上に国会討論に対して意識を持つことが出来れば、効果はある。しかし、渦中の人たちにはなんら影響しないだろう。

さて、その下は原発反対の全国集会の記事だった。原発に関しては深刻である。生命に関わることである。国会は笑タイムをやっている暇はないはずだ。中日春秋に、詩集『梅の切り株』が、紹介されていた。福島の郡山市の高橋静恵さんの詩集である。梅の実から毎年、放射性物質が検出されたために、庭の除染作業の時に伐採してもらった。その詩である。

最後の一節に胸をうたれた。《私は梅を切ったのだ いのちの連鎖を断ち切ったのだ ひとつの命を絶って 仕方がなかったと言えるのだろうか・・・》

何も出来ないけれど、何かを感じたことを伝えることは出来る。